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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:専門演習Ⅰ

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
専門演習Ⅰ 2025 前期 木4 総合政策学部 目加田 説子 メカタ モトコ 2年次配当 2

科目ナンバー

PS-IF2-SM01

履修条件・関連科目等

専門演習テーマに対する高い関心と真面目に努力し学ぶ覚悟を有すること。「NPO/NGO 論」及び「グローバリゼーションと市民社会」を必ず履修すること

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

【研究テーマ】2015年に採択された国連の持続可能な開発目標(SDGs)では、環境汚染、難民流出、人口増加、食糧危機、感染症の蔓延、武器・麻薬取引の拡大といった、一カ国だけでは対応できない地球規模課題の具体的解決策が掲げられた。これらの問題は複合的に関連しており、分野別対応策では根本的解決策が見出せず、様々な主体(政府や自治体、国際機関、企業、NGO・NPO、大学・研究機関等)の連携・協働が益々重要になってきている。
 専門演習では、地球規模課題が浮上してきた背景や要因を検証しつつ、複数の事例検証、時事問題討議、ディベート等を通じて国際社会のダイナミズムについて理解を深める。同時に、国際社会における日本の立ち位置を確認しながら、今後の日本の役割や在り方についても考えていく。また、夏季休暇を利用して2-4年生の合同ゼミ合宿を国内外で実施する。合宿先は学生の合議で決定するが、過去の実施地は沖縄、広島、長崎、北海道、青森、韓国、台湾、グアム、ベトナム、カンボジア、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ニュージーランド等

科目目的

基礎演習を通じて習得したアカデミックスキルを元に、専門的な学習能力を高めることを第一義目的とする。その際、単独で文献やヒアリング調査を実施し、調査内容を分析・精査した上でプレゼンテーションやレポート(論文)にまとめることができるようになること、その能力を養うことを目指す

到達目標

本科目では、学生が専門性に基づく複眼的思考能力を養うことにより、物事を多面的かつ学際的に捉えることができるようになることを目指す。同時に、学生が論理的思考に基づき多様な主体との協働が可能になるようなコミュニケーション能力を養う。特にグループワークを通じて、他の学生と協調しつつ学生本人の個性が発揮できるようになる為のスキル向上を目指す。最終的には、学術的学びと実践的調査・実習を組み合わせることにより、学生が主体的且つ自律的に自らの将来と向き合うことのできるようになることを目標とする

授業計画と内容

第 01 回 授業概要及び年間スケジュールの説明
第 02 回 ゼミ合宿先候補の選出及びグループワークのテーマ決定(グループワークのテーマについては教員の提案に基づき学生と相談して決定する)
第 03 回 輪読:グローバリゼーションと市民社会➀: グローバリゼーションの特徴を踏まえつつ、市民社会の相対的役割の変遷について理解を深める文献を輪読する 
第 04 回 輪読:グローバリゼーションと市民社会②:  ➀に続き、特に日本の市民社会の立ち位置について検証する文献を読み込む
第 05 回 輪読:国際関係史➀:ウェストファリア体制以降19世紀までの国際関係史を概観する為の文献を輪読する
第 06 回 輪読:国際関係史②: 20世紀以降の国際関係史について基礎的知識を得る為の文献を輪読する
第 07 回 ゼミ合宿に関する中間調査発表(グループ発表)➀: 各グループがゼミ合宿で訪問する国・地域に関する歴史や政治体制、経済、特定のテーマについて調査した内容を全員で共有しながら訪問先に関する知識を深める
第 08 回 ゼミ合宿に関する中間調査発表(グループ発表)②: ➀と同様に進めつつ、合宿までに更に必要となる調査やヒアリング対象について検討すべく議論する
第 09 回 時事問題討議➀: 本授業の学びを深める上で重要と思われる現在進行形のテーマを設定し、文献やデータベース、新聞等に基づき調査・発表・議論する(例:2023年度はウクライナ戦争やG7広島サミット等)
第 10 回 輪読:国際機構論①: 市民社会と協働する主体としての国際機関について、その歴史や仕組みについて学ぶ
第 11 回 輪読:国際機構論②: 国連における市民社会団体の役割について理解を深める文献を輪読する
第 12 回 時事問題討議②: 第9回と同様に、グループワークのテーマとも関連付けながら時事問題をテーマに調査・発表・議論する
第 13 回 グループワーク最終発表(グループ発表)①: グループワークでの成果をレジュメと報告書にまとめて発表する
第 14 回 グループワーク最終発表(グループ発表)②: 第13回に引き続きグループワークの発表及び前期の総括、合宿に向けた最終準備を進める 
≪夏季休暇中に合宿を実施≫

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

輪読については教員が事前に指示する論文を読み込み、担当者はレジュメを準備して発表する。また、時事問題討議については、学生が主体的にテーマについてデータベースや新聞などを検索しながら準備し、発表・議論する。また、グループワークについては事前に学生間の調査・議論が必要となる。尚、学生は各回に必ずレジュメを作成し、事前に全履修生に周知することが求められる

授業時間外の学修に必要な時間数/週

毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 40 輪読や時事問題討論、グループワークのレジュメや最終レポートが評価対象となる
平常点 60 授業への参加・貢献度、受講態度(意見の表明、他の学生と協調して学ぶ態度等)、出席を基準とする

成績評価の方法・基準(備考)

出席率が70%に満たない者、課題を提出しない者についてはE判定とする。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

メールやオフィスアワー、ゼミ後の時間等を通じて指導する

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

公益法人、民間報道機関、シンクタンク・研究機関等の勤務経験に加え、1997年にNGOの創設に関わって以来現在まで運営に携わっている。また、全国的NPOの中間支援組織や公益財団法人、複数の団体の評議委員や役員、助成財団の審査員等を務めている。

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

上述した実務経験で培った人脈ネットワークを活かし、学生の調査・ヒアリング等に貢献する。また、必要に応じて外部ゲストを招いて学生との議論を活発化させる。

テキスト・参考文献等

授業内で輪読する論文・書籍についてはその都度教員から指示する一方、時事問題討議やディベート、グループワークにおいて使用する文献についてはテーマごとに教員と相談の上決定する。同時に、新聞や雑誌等を幅広く調査・研究対象とする

その他特記事項

参考URL

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