中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:FLP演習B(環境・社会・ガバナンス)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
FLP演習B(環境・社会・ガバナンス) 2025 通年 火6 学部間共通科目 中村 彰宏 ナカムラ アキヒロ 3年次配当 4

科目ナンバー

UW-IF3-F02S

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

【テーマ】社会問題に対する経済学的アプローチ

環境問題が社会の注目を集めていますが、それは環境問題には解決が難しい要素がいろいろと含まれていて、これがベストという解決策が簡単には見つからないことも理由の一つです。経済学の視点から環境問題を見た場合、他の社会問題と比較して著しく特別というわけではありません。環境政策も、交通事故対策も、政府の自然災害への対応も、それぞれに解決が難しい要素が含まれていますが、経済学ではまず同種の手法でその問題を分析し、一つ一つの課題をクリアにして、現状と可能な解決策を検討していきます。
本演習では、最初に社会問題に対する経済学的分析手法を基本書を読むことで学び、学生が研究対象となる社会問題を研究テーマとして決め、学習した手法を用いて、対応策を策定していく演習を実施します。必ずしも環境問題にこだわらず、ゼミ生が自ら研究テーマとなる社会問題を決めてもらいます。
経済学的アプローチを用いて問題解決に挑みますが、経済学部生でない方も理解ができるよう、適宜説明を行いながらゼミを進める形となります。
活動についてはゼミ生と相談をしながら、進めていきたいと考えています。

科目目的

経済学というツールを用いて、環境を含む社会問題を客観的に捉える方法を学ぶ。環境のように取引市場が存在しないモノを市場を分析対象とする経済学で分析するための表明選好法等のツールを学ぶ。具体的な社会問題を分析し、よりよい社会実現のための制度設計ができるようになることを目指す。

到達目標

履修者が、経済学というツールを用いて、環境を含む社会問題を客観的に捉え、具体的な社会問題を分析し、よりよい社会実現のための制度設計ができるようになることが本科目の目標です。

授業計画と内容

「面接型授業」を予定していますが、コロナウイルス感染状況等を踏まえ、オンラインとのハイブリッドないしは、zoomやWebexを利用したライブ型オンライン授業も数回程度取り入れる可能性があります。面接型以外での授業を実施する場合はmanabaで事前にお知らせします。

1. ガイダンス(研究手法を解説)
2. 経済学の基本的考え方
3. 市場取引と非市場取引
4. 人々の行動を予測するための方法論
5. 人々の行動をデータとして捉える方法
6. 基礎理論のテキスト輪読①(環境経済学の捉え方)
7. 基礎理論のテキスト輪読②(環境の外部性の問題)
8. 基礎理論のテキスト輪読③(環境の外部性の補正方法:量的規制)
9. 基礎理論のテキスト輪読④(環境の外部性の補正方法:税による補正)
10.基礎理論のテキスト輪読⑤(環境政策)
11.アンケート調査手法(仮説と検証)
12.グループワークのテーマ設定
13.グループワークの研究計画
14.総括(前期)
15.統計手法①(データ入手方法)
16.統計手法②(データ整理)
17.統計手法③(基本的な解析手法)
18.分析対象の具体化とデータ収集(グループAに関する討論と解説)
19.分析対象の具体化とデータ収集(グループBに関する討論と解説)
20.分析対象の具体化とデータ収集(グループCに関する討論と解説)
21.分析対象の具体化とデータ収集(グループDに関する討論と解説)
22.アンケート調査で検証する仮説の確定
23.アンケート調査票の設計
24.検証結果の中間報告・討論(グループA,Bの改善点についての討論)
25.検証結果の中間報告・討論(グループC,Dの改善点についての討論)
26.検証結果の報告・討論(グループA,Bの報告と討論)
27.検証結果の報告・討論(グループC,Dの報告と討論)
28.総括(後期)

授業時間外の学修の内容

授業終了後の課題提出/その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

分析対象の決定や、検証仮説の設定、アンケート調査等、学生が主体的に行っていただきます。外部報告の機会を設けるなどについても、履修者と相談して決めたいと思います。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100 演習時の平常点70%と共同作業への貢献度30%で評価します。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

状況に応じてオンラインツールなどを積極的に活用します

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

総務省(郵政省)での勤務経験があります。

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

具体的な政策についても授業内でとりあげます。

テキスト・参考文献等

履修者の適正に合わせ、開講時に提示します。

その他特記事項

参考URL

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