中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:FLP演習A(メディア・ジャーナリズム)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
FLP演習A(メディア・ジャーナリズム) 2025 通年 火6 学部間共通科目 杉浦 信之 スギウラ ノブユキ 2年次配当 4

科目ナンバー

UW-IF2-F01S

履修条件・関連科目等

ジャーナリズムやマスメディアについて関心を持っていることが大前提です。そのため、幅広く時事報道に好奇心を持つことが必要です。現在のメディアはデジタル時代に入っており、授業の理解にはデジタルツールの理解も不可欠なほか、あらゆるジャンルの学問領域とも密接な関連があります。履修学生は専門科目はもちろん、社会科学、自然科学などを含む幅広い領域を深く学んでください。また文章力を身につけるためには、様々な文章の内容を的確につかむ読解力も必要となるため、文章を数多く読むことも求められます。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

【テーマ】新聞等の既存メディアからネットメディアまでマスメディアの全体状況を理解すると同時に、事実を正確に伝える文章力を身につける。
【概要】①課題作文の講評②日々の様々な報道記事の分析・討論③報道媒体の歴史と現在についての講義の3本柱。①については、題材や語彙も含めて文章作成の基礎を学び、相互に論評も行います。事実文(報道文)の書き方についても学びます②は授業直近のトピック的な報道を取り上げ、その内容を分析・討議することで、どのように取材したのか、なぜそれが報道に値するのかを考えます③はデジタル時代のメディアを、その前史からたどることにより、現在のメディア状況との関連や、影響力や問題点を自ら考えてまとめ、発表することにも挑戦します。

科目目的

新聞・テレビなどの既存メディアの枠では捉えきれない現在のメディアとジャーナリズムの状況を総合的に理解し、適切に情報を取捨選択できる力を身につける。取材と文章作成の関係を理解し、理解しやすい文章とは何かを体得する。

到達目標

メディアおよびメディア関連の社会構造とビジネス構造を理解する。
正確で論理的な文章を作成する能力を身につける。

授業計画と内容

【前期】(各授業中の順番は仮です)
1. オリエンテーション
2. 作文講評。時事報道の分析・討論。メディアの歴史と現状(概論)
3. 作文講評。時事報道の分析・討論。メディアの歴史と現状(新聞・通信社)
4. 作文講評。時事報道の分析・討論。メディアの歴史と現状(NHKと民放)
5. 作文講評。時事報道の分析・討論。メディアの歴史と現状(既存メディアのネット参入とその理由)
6. 作文講評。時事報道の分析・討論。メディアの歴史と現状(プラットフォーム・メディア)
7. 作文講評。時事報道の分析・討論。メディアの歴史と現状(メディアとしてのSNS)
8. 作文講評。時事報道の分析・討論。メディアの歴史と現状(メディアと広告)
9. 作文講評。時事報道の分析・討論。メディアの歴史と現状(ネットメディアの影響力① 世論)
10.作文講評。時事報道の分析・討論。メディアの歴史と現状(ネットメディアの影響力② 対立と分断)
11.作文講評。時事報道の分析・討論。メディアの歴史と現状(ネット化したメディアの影響力③ 戦争報道)
12.作文講評。時事報道の分析・討論。メディアの歴史と現状(ネット化したメディアの影響力④ 問題提起)
13.作文講評。時事報道の分析・討論。メディアの歴史と現状(ネット化したメディアの影響力⑤ 災害報道)
14.作文講評。時事報道の分析・討論。メディアの歴史と現状(ネット化したメディアの影響力⑥ 差別)

【後期】(各授業中の順番は仮です)
15.作文講評。時事報道の分析・討論。メディアの歴史と現状(フェイクニュース① 捏造と誤報)
16.作文講評。時事報道の分析・討論。メディアの歴史と現状(フェイクニュース② スクープの陥穽)
17.作文講評。時事報道の分析・討論。メディアの歴史と現状(事件報道)
18.作文講評。時事報道の分析・討論。メディアの歴史と現状(ジャニーズ報道)
19.作文講評。時事報道の分析・討論。メディアの歴史と現状(政治報道)
20.作文講評。時事報道の分析・討論。メディアの歴史と現状(スポーツ報道)
21.作文講評。時事報道の分析・討論。メディアの歴史と現状(芸能報道)
22.作文講評。時事報道の分析・討論。メディアの歴史と現状(生活報道)
23.作文講評。時事報道の分析・討論。メディアの歴史と現状(科学報道)
24.作文講評。時事報道の分析・討論。メディアの歴史と現状(ワイドショー報道)
25.作文講評。時事報道の分析・討論。メディアの歴史と現状(AIと報道)
26.作文講評。時事報道の分析・討論。メディアの歴史と現状(国際報道)
27.作文講評。時事報道の分析・討論。メディアの歴史と現状(社説)
28.作文講評。時事報道の分析・討論。メディアの歴史と現状(総括及び補論)

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

毎週1本、文章を書いてもらいます。テーマやスタイル(インタビューや長文の要約なども含む)はその都度、事前に指示します。自身の体験を踏まえたり、取材方法を自分で工夫したりしてください。作文については授業で討論するため、他学生の作文についての感想や質問をまとめておいてください。

なお、学外調査については、メディアの現場や報道テーマの生素材を中心に履修者と調整のうえ決定します。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 50 基本的な文章力とわかりやすさを中心に評価する。
平常点 50 ゼミへの積極的な参加姿勢をもとに評価する。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

必要に応じて個人面談も実施する。

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

朝日新聞社の記者、編集責任者およびジェイ・キャスト社でのネットメディア編集長及び経営幹部を経験しました。

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

上記の経験を踏まえて、幅広いメディアの現場とその課題について具体的な素材をもとに問題を考える場にします。

テキスト・参考文献等

ネットニュースから新聞・テレビまで現在および過去の報道のほか、必要な資料・文献・書籍はその都度、提示・指示します。
参考文献『マスメディアとは何か』(稲増一憲著、中公新書)
    『平成ネット史』(NHK「平成ネット史(仮)取材班」、幻冬舎)

その他特記事項

参考URL

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