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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:憲法Ⅱ(統治構造)/立憲主義と統治

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
憲法Ⅱ(統治構造)/立憲主義と統治 2025 後期 他 総合政策学部 宮下 紘 ミヤシタ ヒロシ 1年次配当 2

科目ナンバー

PS-PU1-0002

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

日本国憲法の統治構造と平和主義に関するいくつかのテーマから具体的な事例を素材に講義を進めていきます。講義では重要判例を通して、現実に生じている憲法上の権利の問題について考えていきます。
憲法は、国を構成する(constitute)法として、この国のかたちについて考える法です。各自がこの国のかたちを真剣に考えていくための様々な事例について主体的に考えていくことが求められます。
トマス・ホッブズは,『リヴァイアサン』において人格の語源をラテン語のペルソナに求め,それが舞台上でまねられる人間の仮装や外観をあらわすように,仮面や瞼甲におおわれて演じることであるとしました。公権力の担い手はどのような役割を演じるべきか,憲法秩序の構成員の人為的人格に焦点を当てながら,国のかたちを探求していきます。

科目目的

日本国憲法の統治構造と平和主義に関する判決を体系的に理解することを目的としています。公権力の生成と統制に関連して,象徴,代表,国務を総理する,自治といった基本概念,さらに立憲主義と民主主義の緊張関係について理解し,自らの言葉でそれぞれの概念等を説明できるようになることを狙いとします。

到達目標

具体的な事案を解決するために、日本国憲法の統治構造と平和主義に関する各条文の趣旨、目的および機能を理解し、一定の結論を導き出す論理構成の能力を養うことを講義のねらいと目標とします。

授業計画と内容

第01回 ガイダンス
第02回 平和主義①-9条をめぐる諸問題
第03回 平和主義②-判例を読む
第04回 平和主義と国際協調主義
第05回 憲法訴訟①-訴訟要件
第06回 憲法訴訟②-訴訟類型
第07回 司法権①-司法権の性格と限界
第08回 司法権②-裁判の公開
第09回 立法権
第10回 行政権
第11回 地方自治
第12回 財政
第13回 国民主権と天皇制
第14回 憲法改正・立憲主義の意義

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 100 期末試験による評価を行います。
判例の理解力、事例解析能力、論理的思考力、法解釈および適用能力について評価します。学部の方針により相対評価せざるをえません。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

その他

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

リアクションペーパーの実施

授業におけるICTの活用方法

タブレット端末

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

本講義のレジュメ(約300頁)は原則としてPDFによる配布とします。必要に応じプリントアウトしてください。

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

内閣府事務官

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

法と政策との関係について説明します。

テキスト・参考文献等

毎回講義でレジュメを配布します。参考文献は講義で適宜紹介します。

その他特記事項

本科目は,教職科目(政策科学科の「中学社会」と「高校公民」の教科に関する専門的事項)の「法律学、政治学」の選択科目にあたります。
この科目は、1コマ100分の授業を前提に14回授業を実施します。

参考URL

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