中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

テキストサイズ

  • 小
  • 中
  • 大
  • フリーワード検索
  • 条件指定検索
  • シラバスデータベース(学部・大学院)
  • ビジネススクール(MBA)
  • ビジネススクール(DBA)
  • 研究者情報データベース

ホーム > 講義詳細:歴史B2

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
歴史B2 2025 秋学期 火2 法学部 髙瀨 徹 タカセ トオル 1・2年次配当 2

科目ナンバー

JU-HT1-004L

履修条件・関連科目等

B1とB2の同時履修が望ましい授業です。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

「歴史とは現在と過去との絶え間ない対話(“History is an unending dialogue between the past and the present.”)である」とは20世紀を代表するE.H.カーの言葉です。現在は、過去の積み重ねであり、過去との関係を通じて明らかとなるということです。歴史における過去も、現在にとってその意味・意義がある時のみ間題になります。過去を見る目が新しくならない限り、現在のほんとうの新しさを理解しえないという視点に立って、この歴史Bでは、人類の誕生から近現代までの広範囲な地域の歴史を概観・分折をします。尚、進展具合等で一部、内容を変更することがありますので、予め了承願います。

科目目的

そもそも歴史は未来を予言する道具では無論ありません。しかしながら、過去の出来事の中に現在、直面している難問を解く、あるいは理解する鍵があることも確かですし、未来を考えるヒントにもなりうると思われます。こうした意味では、上記の事例を含め、「歴史の教訓を忘れる者は同じ誤りを犯す」ということになりかねないかもしれません。この授業を通じても過去から現在そして未来を見る目をさらに養成してもらいたいと期待しています。

到達目標

今後の学修の礎となる基本的な歴史観を習得するのが歴史Bの授業です。

授業計画と内容

第1回  ローマの対外発展: Mare Nostrum ポエニ戦争
第2回  内乱の一世紀 1: Res publica マリウス vs スラ→カエサル vs ポンペイウスの攻防戦
第3回  内乱の一世紀 2: 「カエサルには未来が見えていた」
第4回  ビザンツ帝国:「ローマは三度、世界を征服した」ローマ法の世界的影響
第5回  百年戦争と国民意識:封建制による超国家性の整理
第6回  17世紀の危機論争:ホブズボームとローパー
第7回  地球規模の危機の諸相:世界的異常気象、寛永の大飢饉(江戸時代)、地中海経済圏の不振
第8回  地球規模の危機の諸相:社会不安から狂気へ  30年戦争・元和の大殉教・島原の乱
第9回  地球規模の危機の諸相:科学革命の舞台、現代のパンデミック (スペイン風邪とコロナ)
第10回  世界システム論によるセパレートコース史観とオープンコース史観:産業革命を中心に
第11回  第一次世界大戦:人類最初の世界戦争 
第12回  第一次世界大戦の起源:サライェヴォ事件再検討
第13回   W.ウィルソン外交と国際秩序:新外交の理想と現実
第14回  第二次世界大戦の起源:戦間期外交とテーラー論争
               進展具合等で一部、内容を変更することがあります 

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 60 電子デバイス以外の持ち込み可で理解度を確認。
状況によっては、レポート(課題ターム・ペーパー)で代替することもあり。
その他 40 毎回、授業はじめに論述形式の小テストをリアクション・ペーパーとして実施

成績評価の方法・基準(備考)

授業の進展具合や受講者数によって評価割合が変化する可能性もありますので予め了承願います。但し、いずれにしても総合評価での成績となります。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

関連画像や資料等をスクリーンに投影

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキストは特に指定しませんが、必要に応じてプリントを配布します。
参考文献としては宮崎 揚弘『ペストの歴史』山川出版、中条 省平『アルベール・カミュ『ペスト』(100 分 de 名著) ムック』HNK出版、A.J.P.テイラー『第二次世界大戦の起源』講談社学術文庫  その他は授業中に適宜、紹介します。

その他特記事項

参考URL

検索結果に戻る

  • フリーワード検索
  • 条件指定検索

TOP

  • プライバシーポリシー
  • サイトポリシー
  • 中央大学公式サイト
Copyright (c) Chuo University All Rights Reserved.