中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

テキストサイズ

  • 小
  • 中
  • 大
  • フリーワード検索
  • 条件指定検索
  • シラバスデータベース(学部・大学院)
  • ビジネススクール(MBA)
  • ビジネススクール(DBA)
  • 研究者情報データベース

ホーム > 講義詳細:記録管理学特講A

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
記録管理学特講A 2025 前期 土2 文学研究科博士課程前期課程 李 東真 リ トンジン 1年次配当 2

科目ナンバー

LG-LI5-105L

履修条件・関連科目等

特になし。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

「アーカイブ」をさまざまな側面から考察し、アーカイブについての基礎的な知識と理論に触れる。第1~6回目まではテキストや配布資料を用いて講義を行い、第6回目以降は受講生自らがテーマを設定しディスカッションやプレゼンテーションを行う。また、関連施設等の見学訪問をも積極的に行い、その報告を軸にアーカイブについての理解を深める。

科目目的

アーカイブの基礎理解を目的とする。

到達目標

学生がアーカイブ学における議論を十分に理解でき、さらに、議論に参加できる能力を身に付けることを到達目標とする。具体的には、学生が当該分野における発表・論文の内容を理解したうえで、批判的に検討できるようになることであるが、各学生の専攻の視点・議論を交えながら、アーカイブ学について論じることができるようになることが目標である。

授業計画と内容

第1回. オリエンテーション
第2回. 記録管理とアーカイブ:資質と求められる技能とは
第3回. 有資格者(米国アーキビストアカデミー公認アーキビスト)によるレクチャーとディスカッション(ゲストレクチャラーによる講義)
第4回. アーカイブ資料の特徴と利用者層(海外アーカイブとの比較)
第5回. 倫理とアーカイブの仕事:導入とケーススタディ
第6回. アーカイブにおける諸原則—出所原則・原秩序尊重の原則・原形保存の原則・記録の原則—
第7回. “Archival Processing”の概要—アーカイブ資料を利用に供するまでの流れ―
第8回. “Archival Processing”に関わる文献講読①:「受け入れ」「評価選別」「調査」
第9回. “Archival Processing”に関わる文献講読②:「編成」と「記述」
第10回. “Archival Processing”に関わる文献講読③:「保存」
第11回. 文献講読④:アーカイブの類縁機関:図書館とミュージアム
第12回. 機関見学※COVID-19感染拡大による変更可能性あり
第13回. 文献講読⑤:アーカイブの類縁機関:フィルムアーカイブ
第14回. まとめ:本講義における成果発表

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

・講義以外でも、自発的に機会をとらえて、さまざまなアーカイブ関連施設の見学を積極的に行うことを奨励する。
・特に東アジア地域のアーカイブシステムや制度等について調べ発表を行うことを推奨する。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 30 記録管理やアーカイブに関わる理論に基づいて、それらに関わる活動や取り組みなどを自身の視点や評価を交えながら説明できているかどうかを評価します。
平常点 70 見学訪問への参加、報告の内容、ディスカッションにおける積極性を基準に評価します。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

タブレット端末

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

小規模資料館において、文書、動画、静止画などの資料の編成およびインハウスデータベースの構築などに携わった。

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

実務におけるアーカイブ理論の有用性、合理性、効率性などについて経験を交えながら講じる。

テキスト・参考文献等

【参考文献】
・Charlie Arp. Archival basics : a practical manual for working with historical collections. Lanham ; Boulder ; New York ; London Rowman et Littlefield, 2019.
・Jackie Bettington, Australian Society of Archivists et al. Keeping archives 3rd ed. Dickson, A.C.T. : Australian Society of Archivists Inc, 2008.
・Deborah Wythe. Museum archives : an introduction. Chicago : Society of American Archivists, 2004.
・小川 千代子, 菅 真城.「アーカイブ基礎資料集」. 大阪大学出版会, 2015.
・水嶋英治, 田窪直規編著. ミュージアムの情報資源と目録・カタログ. 樹村房, 2017.
・小川 千代子ほか. 公文書をアーカイブする. 大阪大学出版局, 2019.

その他特記事項

後半のBと合わせて受講すること。

参考URL

検索結果に戻る

  • フリーワード検索
  • 条件指定検索

TOP

  • プライバシーポリシー
  • サイトポリシー
  • 中央大学公式サイト
Copyright (c) Chuo University All Rights Reserved.