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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:児童サービス論

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
児童サービス論 2025 後期 土3 文学部 神保 和子 ジンボウ カズコ 2~4年次配当 2

科目ナンバー

LE-LI2-M408

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

0~18歳の児童にとって読書がどういう意味をもつのか、基本的な考えをおさえ、それをもとに図書館での児童(乳幼児から思春期)サービスのあり方を考える。

科目目的

図書館(主に公共図書館)における児童サービスについてその概要を学ぶ。

到達目標

・①児童(0~18歳)の発達を学ぶ ②児童資料について知る ③児童と本を結びつける方法・技術を知る ④児童図書館の運営を知る
・児童にとっての読書の意義、児童サービスの役割、児童図書館員の専門性・在り方を考える

授業計画と内容

第1回:児童サービスの意義と役割 児童サービスの歴史
第2回:児童の発達と読書
第3回:児童資料① 絵本
第4回:児童資料② 昔話・詩歌
第5回:児童資料③ 創作児童文学
第6回:児童資料④ ノンフィクション、その他の資料
第7回:児童資料の選択と整理 蔵書構築 書評の書き方
第8回:学校図書館との連携 調べ学習支援 児童のためのレファレンスサービス
第9回:子どもと本を結ぶ技術ー読み聞かせ、ストーリーテリング、ブックトークなど
第10回:児童サービスの実際① 乳幼児サービス 中高生サービス
第11回:グループワーク 子どもと本を結ぶために
第12回:グループワーク 子どもと本を結ぶために
第13回:児童サービスの実際②―特別支援サービス・地域連携
第14回:児童サービスの現状・課題と展望―児童室見学ディスカッション

授業時間外の学修の内容

授業終了後の課題提出/その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業内で提示する課題(児童資料を読む、調べる等)に必ず取り組むこと。
参考資料をできるだけたくさん読むこと。
公共図書館の見学をかね、日頃から積極的に利用すること。
公共図書館の児童室の見学も予定(各自による)。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 40 レポートの主題に関して、授業の内容を理解した上で、自分の考えを述べることができるかどうかを評価します。
平常点 40 授業への参加、受講態度、児童資料のreading listへの取り組みの状況等を評価します。
その他 20 子どもと本を結ぶ方法に関するグループワークや、レスポンへのアンケートなど。授業の内容を踏まえて、十分な準備の上、課題に取り組んでいるかどうかを評価します。

成績評価の方法・基準(備考)

出席率が70%に満たない者、課題等を提出しない者はE判定とする。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/グループワーク/実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

2024年度は、基本的に対面授業で行います。なお、manabaのrespon機能を使って授業内容に関するアンケートを取ります。

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

公共図書館の司書として約3年働いた後、図書館受託会社テクニカルサポート室にて児童サービス研修講師を13年間していました。
また、子どもに本を手渡す活動として自宅を開放しての家庭文庫を36年間続けています。
現在は、絵本専門士養成講座や絵本・児童文学研究センターの講師も務めています。

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

子どもと読書、子どもへの図書館サービスについて、日々子どもと関わり、本を手渡してきた経験を生かして、講義したいと思います。

テキスト・参考文献等

テキストはありませんが、参考文献を授業内で提示しますので、積極的に利用して下さい。
授業では、レジュメ等資料を配布します。

(参)堀川照代編著『児童サービス論(新訂版)』日本図書館協会(2020)
(参)正置友子著『生きるための絵本 命生まれるときから命尽きるときまでの絵本127冊』風間書房 2023
(参)松岡享子著『えほんのせかい こどものせかい』文春文庫 文藝春秋(2017)
(参)リリアン・H.スミス著『児童文学論』岩波現代文庫 岩波書店(2016)
(参)松岡享子著『子どもと本』岩波新書 岩波書店(2015)
(参)山口雅子著『絵本の記憶、子どもの気持ち』福音館書店(2014)
(参)瀬田貞二著『絵本論 瀬田貞二子どもの本評論集』福音館書店(1985)

その他特記事項

公共図書館活動及び児童サービスに関心をもち、積極的に授業に参加してください。課題を通して、実際に児童資料、児童サービスに触れること、グループワークを通して、自分でやってみたり、考え合ったりすることを大切にします。なお、履修希望者は必ず第1回目の授業から出席のこと。

参考URL

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