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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:専門資料論/専門資料論(1)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
専門資料論/専門資料論(1) 2025 後期 木3 文学部 小河 邦雄 オガワ クニオ 2~4年次配当 2

科目ナンバー

LE-LI2-M413

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

図書館、企業の情報・企画部門においては専門分野の情報資料に関する知識の必要性は高い。そのため、特に科学技術分野についての情報利用を目的とした専門資料とその情報サービスの特徴について理解し、情報利用者の特性と情報提供の必要性について学ぶ。専門資料に関しては、図書、学術雑誌、特許などの一次資料の種類と特性について学習する。また、代表的な科学技術系のデータベースとその検索事例についても扱う。この中で、Web情報ツールや大学で使用できるデータベースも紹介し、活用事例を学ぶ。学習した情報ツールを実際に使用して概要を理解できるような課題、レポートを課すことにより理解を深める。

科目目的

情報ネットワークが進む社会における図書館・情報部門の役割について、特に科学技術情報の特性に注目した専門情報の調査、利用について知識を得る。具体的目標として以下の点を目指す。

1)電子情報資源を中心に、科学技術分野の専門資料についての基礎的な知識と情報支援の特性について理解し、利用者を意識した情報提供について学習する。
2)科学技術分野において知的財産権に関する情報は重要であり、特に産業財産権(特許権、実用新案権、意匠権、商標権)に関して理解し、基礎的な検索事例について学習する。
3)科学技術分野の中でも利用ニーズの高い医療・健康科学分野の情報資源に関する特徴を理解し、基礎的な検索事例について学習する。
4)公開されたWeb情報ツールや大学図書館で契約している科学技術分野のデータベースを活用できるための知識を学習する。

到達目標

①科学技術情報の特性と利用者の特性を理解した情報活用の方法について理解し、説明できる。
②知的財産権の概要について理解し、説明できる。
③医療・健康科学分野の情報についての特性と基本的な検索事例を理解し、説明できる。
④Web情報ツールや大学図書館で契約している科学技術分野の代表的なツールについて認識し、概説の説明ができる。

授業計画と内容

第1回  ガイダンス、科学技術情報の特性
第2回  情報支援と専門情報-1
第3回  情報支援と専門情報-2
第4回  学術情報と技術資料-1
第5回  学術情報と技術資料-2
第6回  知的財産情報の概要
第7回  知的財産情報の検索
第8回  科学技術分野の文献データベース-1
第9回  科学技術分野の文献データベース-2
第10回 ライフサイエンス系データベースの検索
第11回 引用文献データベースの検索
第12回 Web情報ツールの検索
第13回 専門情報と図書館の役割
第14回 総括

授業時間外の学修の内容

授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業で学習した内容やデータベースについて4回程度の課題、レポートの作成を実施する。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 20 指定したテーマに関して、授業で学んだ知識を活かして、自分の考えを適切に記載し、論理的な説明ができている。
平常点 80 授業の出席率が高く、内容に関連した課題に対して適切に回答している。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

大正製薬株式会社の総合研究所に勤務し、医薬品の合成研究、研究開発、情報支援を1980年から2019年まで実施。創薬技術に関する研究により筑波大学より博士学位(情報学)を取得。
国立成育医療研究センターの政策科学研究部に2019年4月~現在まで共同研究員として勤務中で、診療ガイドラインや厚労省の政策資料を作成するための文献検索、医師などへの情報研修を実施。

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

創薬に関するライフサイエンス分野、化学分野の研究経験と情報調査の支援部門の経験に基づいて、科学技術情報の特性について具体例を交えた説明を行う。また、情報科学技術協会の検索技術者1級の資格、試験委員の経験に基づいて、情報検索の効果的な方法についても説明を行う。

テキスト・参考文献等

<テキスト>
授業に用いるパワーポイント資料のコピーとPDFを毎回配布する。
<参考文献>
原田 智子編著、小河 邦雄 他著「プロの検索テクニック 第3版 検索技術者検定2級 公式推奨参考書」 一般社団法人 情報科学技術協会 監修

その他、授業中に随時紹介する。

その他特記事項

1)この授業は、対面型授業として実施します。毎回配付する解説付きのパワーポイントの資料を使って各自が復習し、小課題などで理解が進んだかどうかを確認します。
2)質問は、manabaの「掲示板(スレッド)」または「個別指導(コレクション)」も使用してください。

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