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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:教育学特講(3)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
教育学特講(3) 2025 後期 水1 文学部 河野 桃子 コウノ モモコ 2~4年次配当 2

科目ナンバー

LE-ED2-N410

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

本講義では、R.シュタイナー(Rudolf Steiner 1861-1925)によって提唱されたシュタイナー教育(Waldorfpädagogik)の思想と実践について、背景となる人智学の思想や、同時代の新教育運動等を参照しながら学んでいきます。シュタイナー教育については、しばしばきわめて特異な実践であるかのような紹介がなされますが、シュタイナーの哲学的な著作や同時代人に共有されていた思想との関連のなかで検討することで、一見、「風変り」と見える実践の奥の必然性が見えてきます。本講義では、シュタイナー教育を、ステレオタイプ的なイメージから距離をとってさまざまな角度から考察し、そこから、シュタイナー教育に限定されない教育一般について得られる示唆についても探究していきます。

科目目的

シュタイナー教育の思想と実践について、視聴覚資料や体験活動も適宜取り入れながら、具体的なイメージをもって理解できるようになること。また、その理解を、人智学や同時代の教育思想と関連づけることで、多角的に深めていくこと。

到達目標

シュタイナー教育の思想と実践について、さまざまな教育思想や歴史的背景と関連づけることで、ステレオタイプ的なイメージを離れて理解できるようになります。また、過去の教育思想や実践を、自身や他の受講生の経験や感覚と照らし合わせながら吟味し、現在の教育への示唆を得られるようになります。

授業計画と内容

第 1 講  オリエンテーション―シュタイナー教育とは
第 2 講  幼児期の教育
第 3 講  想像力の育成
第 4 講  にじみ絵・ぬらし絵
第 5 講  シュタイナー教育のアート
第 6 講  児童期の教育
第 7 講  思春期の教育
第 8 講  芸術家としての教師
第 9 講  気質論と十二感覚論
第 10 講  癒すことと教育
第 11 講  聖なるものと教育
第 12 講  シュタイナー教育をめぐる議論
第 13 講  シュタイナー前期思想と後期思想の連続/非連続
第 14 講  総括・まとめ―倫理的個人主義からシュタイナー教育へ

授業時間外の学修の内容

授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

毎回の授業で提示する参考文献から関心をもったものを読み、期末レポートの作成に役立てること。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 50 期末レポートでは、提示された問いを理解した上で、その問いに対する応答を論理的に書けているかどうかを評価します。
平常点 50 毎回のリフレクションペーパーでは、授業内容や他の受講生の意見を踏まえた上で、自身の考えを書けているかどうかを評価します。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

各回のリフレクションペーパーの内容からいくつかピックアップし、次の授業時にクラス全体で共有した上で解説を行います。(ペーパーに書くコメントについては「公開不可」を選択することも可能です。)質問に対する応答もその時間に行います。授業内で、期末レポート作成のためのポイントを提示します。

アクティブ・ラーニングの実施内容

グループワーク/その他

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業の内容に関連する問いについてのグループワークを行い、その成果をクラス全体で共有、考察します。適宜、授業テーマに関わる体験活動を行います。

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキストは使用しません。
毎回のレジュメ等は、授業時に配布します。
参考文献については、レジュメ上で提示します。

その他特記事項

参考URL

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