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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:総合講座1 MINAMATA1

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
総合講座1 MINAMATA1 2025 春学期 月4 法学部 海部 健三、野澤 淳史、森 光 カイフ ケンゾウ、ノザワ アツシ、モリ ヒカル 1~4年次配当 2

科目ナンバー

JU-IF1-003L

履修条件・関連科目等

 公式確認から60年以上が経過してなお、水俣病は終わらない。この授業では、その前史を含めると一世紀を超える水俣病の歴史や補償の仕組み、裁判等の最新の動向を学び、解決を阻んでいる問題の所在を明らかにしていく。だけでなく、水俣病という「鏡」として用いることで、そこに映りこむ現代社会の解決困難な諸課題を浮かび上がらせ、粘り強く議論していく。この授業の内容は、「水俣病を学ぶ」ことと「水俣病から学ぶ」ことである。
 なおこの科目を受けた後は、総合講座MINAMATA IIを受講することが望ましい。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 水俣病問題の全体像を理解し、その基礎知識を得るとともに、この問題にどのように向き合っていくかについて学びます。

科目目的

 春学期開講のMINAMATAIでは、水俣病の全体像を理解することをめざす。そのため、基本的には、時系列にそって水俣病やそれに関係する制度等の変遷をたどることにする。
 

到達目標

水俣病問題に関する基本知識の修得し、その知識をもって現代社会の諸課題を分析し、論じられるようになること。

授業計画と内容

第1回 ガイダンス(本講義の概要)
第2回 〈水俣病を伝える〉を考える
第3回 概説水俣病史① 1956-2024
第4回 概説水俣病史② 1956-1968
第5回 概説水俣病史③ 前史
第6回 今問題になっていること①-裁判-
第7回 「今問題になっていること②ー認定制度ー
第8回 胎児性患者たちはどう生きていくか① 「わが街 わが青春」
第9回 胎児性患者たちはどう生きていくか② 「水俣病を宝物として伝えるプログラム」
第10回 胎児性患者たちの65歳問題 
第11回 補償と福祉をめぐるジレンマ
第12回 新潟水俣病を考える
第13回 「水俣を語ろう」 
第14回 まとめ 水俣病の問題解決とは

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

配布された資料に目を通すこと。また新聞にでてくる水俣病関連の記事をフォローしておくこと。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 100 基本知識を正確に取得しているか。現行制度の問題性の指摘を的確にできているか。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

参考文献(一部テキストとしても使用)
野澤淳史(2020)『胎児性水俣病患者たちはどう生きていくかー〈被害と障害〉〈補償と福祉〉の間を考えるー』世織書房.

その他特記事項

特別講師をお呼びする関係で、授業内容が前後あるいは変更されることがある。

参考URL

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