シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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中国語3a 2-44 | 2025 | 前期 | 水3 | 経済学部 | 宮入 いずみ | ミヤイリ イズミ | 2年次配当 | 1 |
科目ナンバー
EC-CH2-13aX
履修条件・関連科目等
中国語1および2の単位を修得していることが望ましい
授業で使用する言語
日本語/中国語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、問題解決力(外国語とコミュニケーションの能力及びコンピューターを利用した統計・情報処理と分析の能力を用いて、科学技術及び社会の急速な変化に対応しながら、さまざまな問題を解決することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
「中国語1a・1b」「中国語2a・2b」を学んだ学生が、さらに中級程度の文法事項を学び語彙を増やしつつ、中国語の表現の多様性について理解し、応用力をつける科目である。中国語圏の社会と文化に対する理解も深める。後期は「中国語3B」を継続して学ぶ。
初級中国語の基本的発音、基本文法の習得を踏まえたうえに、さらに中級程度の文法、少し長めの文が理解できるようにする。
授業中に指名して例文の発音と訳、本文の発音と訳、練習問題の解答をしてもらい、正誤について解説をする。引き続き繰り返し発音練習とリスニング練習をする。
毎回小テスト(聞き取り・書き取り)を行い、復習プリントを提出してもらう。
科目目的
1年次の中国語の文法事項を定着させる。
その文法事項を使って、表現したいことを表現できるようにする。
到達目標
・準中級程度の文法事項や文型を理解し、語彙を身につける。
・準中級程度の読解力を身につける。
・初級程度の文法事項や文型を応用した作文能力などを中心とした中国語運用能力を身につける
基本的な文法事項をもとに、少し長めの文章を読解できるようにする。
適切な語句を使って、表現できるようにする。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス(授業の進め方など)
初級の復習 基本文型(動詞述語文・形容詞述語文・名詞述語文・主述述語文)
疑問詞疑問文・反復疑問文・選択疑問文・省略疑問文・結果補語・方向補語・可能補語・様態補語
連動文・二重目的語文・“是〜的”構文
発音練習と個別発音
第2回 第1課 ポイント 助動詞 应该 解説 例文 発音練習/訳確認
動詞 来自 解説 例文 発音練習/訳確認
動詞+在〜 解説 例文 発音練習/訳確認
本文:発音練習、文法事項確認 訳確認
第3回 第1課 本文つづき:発音練習、文法事項確認 訳確認
練習問題:リスニング練習 問題の解答と解説
第2課 ポイント 副詞 却 解説 例文 発音練習/訳確認
前置詞 通过 解説 例文 発音練習/訳確認
第4回 第2課 形容詞の重ね型 解説 例文 発音練習/訳確認
本文:発音練習、文法事項確認 訳確認
練習問題:リスニング練習 問題の解答と解説
第5回 第3課 ポイント 前置詞 作为 解説 例文 発音練習/訳確認
不仅~,还/也… 解説 例文 発音練習/訳確認
虽然~,但(是) 解説 例文 発音練習/訳確認
本文:発音練習、文法事項確認 訳確認
第6回 第3課 練習問題:リスニング練習 問題の解答と解説
第4課 ポイント 前置詞 为了 解説 例文 発音練習/訳確認
前置詞 随着 解説 例文 発音練習/訳確認
第7回 第4課 只有~,才… 解説 例文 発音練習/訳確認
本文:発音練習、文法事項確認 訳確認
第8回 第4課 練習問題:リスニング練習 問題の解答と解説
第5課 ポイント 助詞 地 解説 例文 発音練習/訳確認
助動詞 会 解説 例文 発音練習/訳確認
第9回 第5課 前置詞 被 解説 例文 発音練習/訳確認
本文:発音練習、文法事項確認 訳確認
第10回 第5課 練習問題:リスニング練習 問題の解答と解説
第6課 ポイント 既~,又/也…(,还…)解説 例文 発音練習/訳確認
動詞 让 解説 例文 発音練習/訳確認
第11回 第6課 除了~,还… 解説 例文 発音練習/訳確認
本文:発音練習、文法事項確認 訳確認
練習問題:リスニング練習 問題の解答と解説
第12回 第6課 練習問題つづき:リスニング練習 問題の解答と解説
第7課 对~来说 解説 例文 発音練習/訳確認
越来越~ 解説 例文 発音練習/訳確認
助動詞 得 解説 例文 発音練習/訳確認
第13回 第7課 本文:発音練習、文法事項確認 訳確認
練習問題:リスニング練習 問題の解答と解説
第14回総括・まとめ・到達度確認
あくまでも計画なので、この通り進むとは限らない。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・予習として単語の意味を確認する。テキストの文法のページを熟読し、例文や本文を訳せるようにしておく。
・復習として例文や本文の音読、ピンインを覚えるよう努める。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり2時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | 設問に対する回答の正確さ |
レポート | 20 | 小テストの解答の正確さ 復習課題の解答の正確さ |
平常点 | 10 | 音読時の発音の正確さ 授業中の解答の正確さ |
成績評価の方法・基準(備考)
出席は毎回確認するが、それは三分の2以上の出席をしているかを確認するものであり、加点するわけではない。
具体的には欠席5回以上の場合、評価の対象外となる。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
小テスト・復習問題は採点し、間違いなどを指摘して返却する。
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト
及川淳子・朱力著『16テーマで読む現代中国』白水社2025年
ISBN 978-4-560-06947-9