シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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大学教育開発演習 | 2025 | 後期 | 他 | 理工学研究科博士課程後期課程 | 牧野 光則 | マキノ ミツノリ | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
SG-CE6-RC02
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本科目は文部科学省令「大学院設置基準」第42条に基づき、将来の高等教育機関で教育研究に従事することが想定される博士後期課程大学院生に対して、学識を教授するために必要な能力及び関連知識を培うための機会を提供する。
科目目的
・高等教育機関及び教員としての立場について、基本知識を理解する。
・科目担当者としての素養、すなわち授業の計画、実施、点検、改善、及び、ゼミ・研究室等で学生を指導するために必要となる、基本知識及び技能を修得する。
・教育にあたっての留意事項である、学生への合理的配慮、ハラスメント防止(DEIへの配慮を含む)、知的財産権保護について基本知識及びすべきこと・すべきでないことを理解する。
到達目標
(1)三つの方針と担当科目の関係について正しく認識し、関連資料を用いて説明できる。
(2)教育課程における担当科目の位置付けを理解の上で科目設計を行い、シラバスとしてまとめることができる。
(3)学生への合理的配慮、ハラスメント防止、知的財産権保護について正しく理解し、関連資料を用いて説明できる。
授業計画と内容
第1回 科目の目的説明(プレFDとは)、高等教育機関及び教員の位置付け
第2回 高等教育の質保証と関連する法令、認証評価基準、及び、中央大学の取り組み(三つの方針、カリキュラム・マップ、科目系統図、コンピテンシー)
第3回 授業設計の方法と留意点(アクティブ・ラーニング、反転学習、遠隔授業、TA活用を含む)
第4回 授業設計ワークショップ(1)三つの方針及び教育課程、カリキュラムマップから科目概要及び到達目標の設計
第5回 授業設計ワークショップ(2)目標の到達度を測るための評価方法及び評価基準(ルーブリック)の設計、対応する授業計画の立案、並びに、シラバスの作成
第6回 授業設計ワークショップ(3)ゼミ、研究室での研究調査指導に関する評価方法及び評価基準(ルーブリック)の設計
第7回 教育に携わる者の倫理(学生への合理的配慮、ハラスメント防止(DEIを含む)、知的財産権保護)、
授業総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・授業前には、事前に配布される講義資料に目を通し、講義内容の概要の理解に努めること。この際、主要キーワードの事前調査や授業中に確認したい項目の整理等をしておくこと。
・授業後には学習内容を振り返り、未確認事項がないように、かつ、さらに生じた疑問を解決するよう追加学習に取り組むこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり2時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 100 | 到達目標(1)、(2)に関して、作成するシラバス案の内容・水準に基づき評価する。 到達目標(3)に関して、作成する説明文の内容・水準に基づき評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
ワークショップにおいて、ICTツールを用いて作成するシラバス案の共有、コメント記入を行うことを通じて、双方向型の学び及び自主学習支援を実施する.具体的にはその都度指示する.
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書:
なし。但し、資料を講義前にmanabaを通じて配布する。
参考情報:
Webpate「中央大学FD・SD活動」(https://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/efforts/fd/)
特に以下は予め目を通すことを強く推奨する:
・中央大学FDハンドブック (https://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/efforts/fd/handbook/)
・科目ナンバリング (https://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/efforts/fd/course_numbering/)
この他に参考となる資料へのアクセス方法をmanabaを通じて告知する。