シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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研究倫理・研究方法論(政治学) | 2025 | 前期 | 月2 | 法学研究科博士課程前期課程 | 青木 裕子、秋吉 貴雄、礒崎 初仁、工藤 裕子、古賀 光生、高橋 徹、武智 秀之、玉置 敦彦、中北 | アオキ ヒロコ、アキヨシ タカオ、イソザキ ハツヒト、クドウ ヒロコ、コガ ミツオ、タカハシ トオル、タケチ ヒデユキ、タマキ ノブヒコ、ナカキタ コウジ 他 | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-AD5-001L
履修条件・関連科目等
この科目は必修科目であり、博士前期課程の第1年次に在籍し政治学系分野を専攻するすべての学生が必ず履修すべき科目である。また、当該科目において講ずる研究倫理・研究方法論は、これから政治学系専攻分野の研究をスタートしようとする大学院学生にとって必要不可欠な内容のものであり、博士前期課程第1年次に履修する必要がある。
この科目以外に、これから研究活動をスタートしようとする大学院学生にとって履修することが望ましい研究基礎科目として、アカデミック・ライティングとリサーチ・リテラシーが開講される。これらの科目は選択科目であるが、並行して履修することを推奨する。
上述のように、この科目は博士前期課程に在籍し政治学系分野を専攻する学生にとっての必修科目であるので、各自が専攻する政治学系諸科目を並行して履修すること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
政治学分野において研究を行う上で必要な手法について、具体的な研究例に照らしながら、研究の科学的なプロセス(研究課題の発見、研究計画と研究方法の決定、データの分析、研究結果の解釈と報告)の段階を追って学ぶ。また、特定の研究課題に関する文献検索と既存の情報の要約を行うことを通じて、これらの作業の要点を学ぶ。加えて、前提となる研究倫理教育を実施する。
科目目的
法学研究科に入学した学生が、政治学分野において研究を行う上での導入科目である。政治学研究に必要な手法について、研究の科学的なプロセス(研究課題の発見、研究計画と研究方法の決定、データの分析、研究結果の解釈と報告、研究倫理)について段階を追って学ぶことが目的である。
到達目標
まず研究倫理に関しては、研究活動において直面することとなる「不正行為」や「不適切な研究行為」とはいかなるものであり、また、こうした誤った研究行為に直面した場合において、どのように対処し行動すべきか等について、具体的なイメージをもって理解することができるようになることを到達目標とする。
次に研究方法論に関しては、政治学系専攻分野の研究を行うために必要不可欠な手法を理解した上で、研究活動のプロセスに沿って研究方法論を身に付けることができることを到達目標とする。具体的には、まず研究テーマを発見し、次に当該研究テーマを解明するための研究計画を立案し、また当該研究計画に沿って文献等の検索・収集及び分析・検討等を行い、さらに以上のような研究活動の結果をまとめ、発表や公表を行うに至るまでを、具体的イメージをもって理解することができるようになることを到達目標にしている。
授業計画と内容
第1回 研究倫理・方法の総論 秋吉
第2回 政治学研究の概念と研究過程の概観 青木
第3回 研究倫理各論1(基礎) 宮本
第4回 研究倫理各論2(応用) 玉置
第5回 政治学研究の手法1(基礎) 中北
第6回 政治学研究の手法2(応用) 古賀
第7回 政治学研究の手法3(発展) 山崎
第8回 研究計画の立案、研究計画書の作成1(基礎) 秋吉
第9回 研究計画の立案、研究計画書の作成2(応用) 礒崎
第10回 文献検索・収集、文献の分析・検討・活用1(基礎) 高橋
第11回 文献検索・収集、文献の分析・検討・活用2(応用) 武智
第12回 研究結果のまとめ方、発表の仕方1(基礎) 宮城
第13回 研究結果のまとめ方、発表の仕方2(応用) 秋吉
第14回 研究成果の発表、公表(学会発表、論文投稿、助成申請) 工藤
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 各回授業内での議論等への貢献度および指定された事前学習の達成度 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
本科目では、シラバスにおいてテキスト及び参考文献を指定することは行いません。毎回の授業の際に、必要に応じて事前又は事後に、参考文献や参考資料をお知らせすることに致します。