シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
法学基礎演習B2 | 2025 | 秋学期 | 木4 | 法学部 | 金 彦叔 | キム オンスク | 2年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-BS2-004S
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本授業では、春期の授業に引き続き、グローバルなビジネス展開を行う企業の法的リスクを理解し、国際的な商事紛争解決の課題について学ぶ。本授業では、春期に学んだことを踏まえて、グルーバルなビジネス展開を行う上で生じ得るリスクとして、環境問題、人権問題、労働問題などに焦点を当てて、グローバルカバナンスの観点から、国際企業法務におけるリーガル・リスク・マネジメントについて検討する。また、関連した紛争事例を題材として議論を深める。
科目目的
本科目の目的は、グローバルなビジネス展開を行う企業の法的リスクを理解し、国際的な商事紛争解決に関する基礎的な知識を取得することで、国際企業法務におけるリーガル・リスク・マネジメントを理解することである。
到達目標
①グローバルビジネスの現状と課題を理解する。
②グローバルカバナンスの観点から法的リスクを考えることができる。
③国際的な商事紛争解決の仕組みを理解し、適切な紛争解決手段を選択することができる。
④事例研究、発表ができる。
授業計画と内容
1.オリエンテーション
2.国際企業法務とグローバルガバナンス①-概要
3.国際企業法務とグローバルガバナンス②-先行研究
4.グローバルビジネス展開のリスク①-環境問題
5.グローバルビジネス展開のリスク②-ビジネスと人権・労働問題
6.グローバルビジネス展開のリスク③-人材確保・外国人労働者問題
7.グローバルビジネス展開のリスク④-FCPA・域外適用の問題
8.グローバルビジネス展開のリスク⑤―個人情報保護・その他
9.事例研究・発表①-環境
10.事例研究・発表②-ビジネスと人権・労働問題
11.事例研究・発表③-人材確保・外国人労働者問題
12. 事例研究・発表④-FCPA・域外適用の問題
13.事例研究・発表⑤-個人情報保護・その他
14.まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業スケージュルに沿って毎回予習・復習を行ってください。予習・復習の際には、授業で配布する資料をしっかり読むとともに、授業で紹介する資料や文献も自ら調べてまとめておく習慣を身につけてください。課題が出る場合があります。しっかり行ってください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
平常点 | 50 | 授業への参加度、学習姿勢 |
その他 | 50 | 課題への取り組み、プレゼンテーション |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは使用しません。参考書は,必要に応じて授業中に紹介します。
その他特記事項
■授業の工夫■
この科目では、受講生の積極的な参加が大切です。そのため、授業の冒頭で予習の状況や課題への取り組みの状況の確認を行います。