シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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入門統計演習 | 2025 | 後期 | 月2 | 経済学部 | 髙橋 雅夫 | タカハシ マサオ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EC-EE1-06XS
履修条件・関連科目等
入門ICT演習(SI105S)、統計学(SI105)といったICTや統計についての科目も履修しておくほうが望ましいです。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、問題解決力(外国語とコミュニケーションの能力及びコンピューターを利用した統計・情報処理と分析の能力を用いて、科学技術及び社会の急速な変化に対応しながら、さまざまな問題を解決することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
統計データの分析を行う上で必要な統計学の基礎を学習するだけでなく,Excelの分析ツールやExcel関数等を用いて,社会・経済の分野に関するデータを対象にした処理・加工の方法を習得します。それによって、ビジネス社会で求められているデータ分析能力のさらなる向上を目指します。
科目目的
現在のデータ社会において、統計データの処理・加工能力に対する社会的なニーズは一層高まっていると言えます。本講義の目的は、統計データ分析の基礎知識を学習するだけでなく、社会経済に関するデータを用いて実証分析を行うための基本的な分析手法を身につけることによって、ビジネス社会に役立つデータ分析のスキルを習得することです。
到達目標
上記の目的を達成するために、具体的には以下の到達目標を設定します。
①データの処理・加工する上で必要な統計学の基礎を学習します。
②Excelを用いて、データの処理・加工の方法、さらにはデータ分析に必要な分析手法の基礎を習得します。
授業計画と内容
以下の内容を全14回の授業で扱います。
第1回 イントロダクション/データベースの作成
第2回 データの検索・データの操作
第3回 1変数のグラフ表現
第4回 統計データの活用 (1) - 教育用標準データセット(SSDSE)
第5回 1変数の統計量 - 平均・分散・標準偏差
第6回 2変数のグラフ表現と統計量 - 散布図と相関係数
第7回 回帰直線とその予測
第8回 統計データの活用 (2) - 政府統計の総合窓口(e-Stat)
第9回 時系列データと明日の予測
第10回 度数分布表とヒストグラム
第11回 いろいろな確率分布とその数表
第12回 データの集計
第13回 データの多元的分析
第14回 総合演習
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 学期末のレポートを実施することによって、Excelを用いたデータ分析の手法の習得の程度を評価します。 |
平常点 | 20 | 授業の参加の意欲を評価するために、授業における発表や授業中に出した練習問題の提出内容を評価します。 |
その他 | 40 | 授業中に出した課題の提出によって、授業の理解度を評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
パソコンを使って、Excelを用いたデータ分析に関する演習を行います。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
国の統計機関において公的統計の企画・実施・データ処理・研究分析等に従事
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
実務において作成・分析・研究等に携わった公的統計を活用したデータ分析の実習を行います。
テキスト・参考文献等
【テキスト】
石村 友二郎・劉 晨 著『Excelでやさしく学ぶ統計解析』東京図書, 2024年
(必ず各自手元に用意してください。)
【参考文献】
内田 治 編著:『実習 データベース』 サイエンス社, 2016年
その他の参考文献は、授業内で紹介します。
その他特記事項
参考URL
https://researchmap.jp/masao_t