中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

テキストサイズ

  • 小
  • 中
  • 大
  • フリーワード検索
  • 条件指定検索
  • シラバスデータベース(学部・大学院)
  • ビジネススクール(MBA)
  • ビジネススクール(DBA)
  • 研究者情報データベース

ホーム > 講義詳細:国際機構法/国際組織法

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
国際機構法/国際組織法 2025 後期 金4 総合政策学部 庄司 克宏 ショウジ カツヒロ 2年次配当 2

科目ナンバー

PS-IL2-0002

履修条件・関連科目等

履修の前提条件ではないが、「国際社会と法」履修済みか、または、今後履修することが望ましい。
また、「ヨーロッパ統合と法Ⅰ:EU法の基礎」と「ヨーロッパ統合と法Ⅱ:EU法と政策」を並行して履修することをお勧めする。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

主権国家で構成される国際組織(国際機構)のうち、普遍的国際組織のうちとくに国際連合、および、地域的国際組織のうちとくに欧州連合(EU)に着目して、国際組織がどのような政策・活動を、どのようなルール(国際法)に基づいて行っているのかについて、政策・活動分野ごとに考察する。

科目目的

国際法と国際組織、また、国際政治と国際組織の関係について説明した後、国際組織の政策・活動とそれに関わるルール(国際法)を、経済・通商・金融、公衆衛生、気候変動、テロ対策、安全保障、人権、難民問題、途上国支援などの問題領域ごとに検討し、国際社会における国際組織の役割と限界について考察する。

到達目標

国際組織の政策・活動とそれをめぐるルール(国際法)を学ぶことを通じて、自分が主権国家の一員(国民)としてだけでなく、国境を越えた国際社会の一員として、世界の諸問題をどのように捉え、個人としてどのように問題解決に貢献できるのかを考えられるようになることが、本科目の到達目標である。

授業計画と内容

第1回 国際機構とは何か―なぜ存在するのか? 
第2回 国際法と国際機構―どのような関係にあるのか? 
第3回 国際政治と国際機構―国際政治から何が見えるか? 
第4回 通商・金融と社会問題―経済のグローバル化と国際機構
第5回 気候変動と持続可能な発展―環境と国際機構 
第6回 国際感染症と公衆衛生―健康セキュリティと国際機構 
第7回 学外講師① 国際人権法と国際組織ー国連女性差別撤廃委員会について(予定)
第8回 テロとの戦いと治安維持―市民セキュリティと国際機構
第9回 学外講師② 安全保障と国際機構ーNATOについて(予定)
第10回 移民・難民と国境管理―人の移動と国際機構
第11回 貧困削減と途上国支援―グッド・ガバナンスと国際機構
第12回 学外講師③ 人権・環境デューディリジェンスについて(予定)
第13回 国際機構の正当性と民主主義―国際機構の役割と限界
第14回 総括・到達度確認
 (上記各回の順序が一部入れ替わる場合がありうるが、そのときは事前に連絡する。)

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 70 教科書および授業内容から出題する授業内期末試験(教科書、配布物、ノート持込可)を実施し、授業の理解度を評価する。
レポート 30 学外講師による授業の終了後に提出するコメント・感想文、および、適宜実施する授業小レポート

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキスト
 庄司克宏編『国際機構 改訂版』岩波書店、2021年
 岩沢雄司・植木俊哉・中谷和弘編『国際条約集 2025年版』有斐閣【任意】

参考文献
 庄司克宏、ミゲール・P・マドゥーロ共編『トランスナショナル・ガバナンス―地政学的思考を越えて』岩波書店、2021年
 マシュー・ロンゴ著、庄司克宏監訳『国境の思想』岩波書店、2020年
 佐藤哲夫著『国際組織法』有斐閣、2005年
 最上敏樹著『国際機構論講義』岩波書店、2016年
 山田哲也著『国際機構論入門』東京大学出版会、2018年

その他特記事項

参考URL

国際連合

Audiovisual Library of International Law

欧州連合

外務省

法務省

国際法学会  

検索結果に戻る

  • フリーワード検索
  • 条件指定検索

TOP

  • プライバシーポリシー
  • サイトポリシー
  • 中央大学公式サイト
Copyright (c) Chuo University All Rights Reserved.