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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:政治行動論

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
政治行動論 2025 後期 水5 総合政策研究科博士課程前期課程 荒井 紀一郎 アライ キイチロウ 1年次配当 2

科目ナンバー

PG-PS5-101L

履修条件・関連科目等

特になし。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

本講義の目的は、政治現象をアクターと制度、そしてアクター同士の相互作用の帰結としてとらえて、そのメカニズムを説明する理論やモデルとこれらの研究で用いられる方法についての理解を深めることにある。講義では、各アクターの行動を説明するモデルの解説を中心とするが、これらのモデルが用いられた実証研究例も積極的に取り上げる。研究例は、主に現代の民主主義諸国を対象とした研究から紹介する予定である。なお、本講義ではできるだけ新しい理論、モデル、方法についても並行して解説していくことで、履修者自身の研究につなげることを目指す。

科目目的

政治学のトップジャーナルに掲載された論文をベースに政治現象を引き起こす様々なアクターの行動メカニズムについて考察していく。

到達目標

1. 政治アクターの行動とその帰結としての政治現象について、様々な理論・モデルを駆使して論理的に考察する能力を身につける
2. 上記の理論・モデルの妥当性を科学的に検証するための方法に対する理解を深める
3. 1,2を通して、履修者自身で実証研究の計画を設計できるようになる

授業計画と内容

第1回:政治過程論の理論と方法
理論、モデル、仮説、規範と実証、理論と方法
第2回:意思決定モデル1
合理性、期待効用、プロスペクト理論
第3回:意思決定モデル2
認知とバイアス、ヒューリスティックス
第4回:民主主義と協力行動
なぜ民主主義は機能するのか?
第5回:政治意識
政治的洗練性、アイデンティティ、分極化
第6回:政治参加
参加のパラドックス
第7回:投票行動
党派性、争点投票、業績評価と責任帰属
第8回:メディアの効果
フレーミング、プライミング、アジェンダセッティング
第9回:移民の政治学
移民政策と排斥感情
第10回:議員
議員の行動インセンティブ、デュベルジェの法則
第11回:政党
連合形成、政党の機能、政党間競争
第12回:議員vs.有権者
ポークバレル、逆説明責任体制
第13回:政府vs.世論
政治的応答性
第14回:官僚と司法
本人-代理人関係、政党優位論、官僚優位論

授業時間外の学修の内容

その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

毎回指定される文献を読み、コメントペーパーを作成すること。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
その他 100 下記参照のこと。

成績評価の方法・基準(備考)

毎回提出してもらうコメントペーパー:100% 各文献に対する理解度を評価する。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

課題文献は初回授業時にリストを配布する。

その他特記事項

参考URL

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