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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:行政学1

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
行政学1 2025 春学期 火6 法学部 小林 大祐 コバヤシ ダイスケ 2年次配当 2

科目ナンバー

JU-PA2-001L

履修条件・関連科目等

 政治学、政策学1・2、地方政府論1・2 、憲法2(統治)、ガバナンス論1・2などを併せて履修すると、学修効果が向上します。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 社会問題と対峙する現代の行政はさまざまな役割や機能を有しているため、行政の全体像を把握することは容易ではありません。そこで本講義では、行政を多角的かつ経時的な観点から検討することでその複雑性や曖昧さを解きほぐし、マクロ的な行政の全体像を見渡せるように解説します。

科目目的

 行政のマクロ的な構造のとらえ方を理解することで、社会のしくみについて自ら考える力を養うことが根源的な目的です。「行政学1」では行政をめぐる統治構造に光を当てますが、具体的な事実や制度を暗記するのではなく、現代行政がどのような背景から構築されたのか、どのような特徴を有しているのか、どのような問題を抱え、どういった解決方法が考えられるのかなど、行政システムについて分析かつ検討する術を身に付けられるようになることを目指します。

到達目標

・行政の構造と役割がどのように変化して現在に至っているのか、その軌跡と特徴を説明することができる
・行政システムの構造について検討かつ分析できるようになる
・行政システムの観点に基づいて、社会における事象、問題点、解決策を検討かつ分析できるようになる

授業計画と内容

1. イントロ:行政学1では何を学修するのか
2. 「行政」の正体をとらえる
3. 行政システムの発展
4. 行政と社会の展開
5. 執政制度から考える政治と行政
6. 戦後日本の政治と行政
7. 中央省庁体制と行政の外延
8. 地方政府の統治構造
9. 日本の中央地方関係
10. マルチレベルガバナンスと国際行政
11. 行政をめぐる財政と予算
12. 行政改革の理念
13. 行政改革の事例分析
14. まとめ:行政システムの課題と展望

授業時間外の学修の内容

その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

 事前にアップロードされたレジュメに目を通し、講義のポイントになる点を理解すること、分からない言葉や概念について簡単に調べておくことなど、2時間程度の予習を行ってから講義に臨んでください。
 授業後に、リアクションペーパーを通じた課題への回答が求められることがあります。また、授業後にはノートを整理しつつ、実際の行政を想起しながら復習してください(2時間程度)。なお、新聞等のメディアを通じて、行政問題の動向や行政現象にアンテナを張っておくことが求められます。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 100 到達目標がどれだけ達成されたかを評価します。

成績評価の方法・基準(備考)

このほか、任意課題等の評価を加味します。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

manabaのアンケートなどを用いながら授業を展開することも検討しています。

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

 基本的にはレジュメを用い、特定のテキストは指定しません。なお、担当者が執筆した下記の書籍に目を通すと、理解が一層深まります。
小林大祐『ドイツ都市交通行政の構造』晃洋書房,2017年 ISBN:978-4771028234
その他の参考文献は初回の講義にてお知らせします。


その他特記事項

 本講義の理解を助ける講義科目は、履修条件に挙げた科目のほかに、都市政治論、政治社会学1・2、現代政治理論1・2、政治過程論1・2、行政法総論、行政組織法、都市政策論、財政学1・2、地方財政論などがあります。

■授業の工夫■
 この講義では、リアクションペーパーの提出を行うことで受講生とコミュニケーションをとり、理解度や定着度の向上を図ります。




参考URL

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