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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:グローバルプログラム講座1

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
グローバルプログラム講座1 2025 秋学期 水3 法学部 西村 暢史 ニシムラ ノブフミ 2年次配当 2

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語/英語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

・「学生による様々な能動的・実践的な学修」という目的の下で設置・開講される科目の1つである本授業では、専門分野の最新の内容を含む資料・各種文献の読解(要約および検討)を自分自身で行うための手法を習得することを目指します。

・授業内容は、「海外の法規制に触れてみる:オーストラリアを素材にして日本を視る」です。まずは「オーストラリア」に興味関心を持つことを大事にします。その上で、近年特にBig Techとされる世界的巨大企業や小売業に対する法規制の先端を進んでいる「オーストラリア」における議論を通じて、日本の経済社会と法の関係についても学んでいきます。

科目目的

・この授業の目的は、近年日本との外交・通商等関係が密となっている「オーストラリア」における企業活動と法規制の関係について、興味関心を持って日本語で具体的に説明ができるようになること、そして、日本企業のみならず、企業活動一般に対する継続的な興味関心を持つことです。

・特に、オーストラリアにおける法・政治制度や企業のビジネス活動に対する(1)法規制の関連する文献の読解、(2)その理解を日本語により要約・報告、(3)疑問点等の確認を履修者全員で行うことで、「オーストラリア」を素材にして、企業のビジネス活動の背景事情と最新状況の理解を目指します。

到達目標

・本授業における
(1)日本語文献の読解(英語文献の場合は逐語訳かどうかは問いません)、

(2)日本語による適切な内容の報告、を通じて、「オーストラリア」における法・政治制度、経済と法の関係性の把握、

 つまり、海外の法規制に触れることを通じて、日本における同様の議論の土台を形成することが本授業科目の到達目標となります。

授業計画と内容

(1)テーマは、「オーストラリア」・「小売市場(スーパーマーケット)の競争」です。

(2)前者のテーマについては日本語文献、後者のテーマについては英語文献を主に取り扱う予定です。履修者はいずれかを選択することになります。授業開始前にどちらかを決めておいてください。

(3)対象となる資料について担当者を決めて、【聞いている人が興味関心を持つであろう要約と追加情報の報告】を内容とする資料作成+【履修者相互に、他の履修者に聞いてみたい質問&他の履修者による報告のこの部分を真似したい・興味をもった等、この意味をもっと知りたい・こんな情報を教えて欲しい等】の情報交換を行います。

(4)下記のとおり、輪読(授業中作業)と情報共有(報告)を交互に行います。最初から完成した報告レジュメを用意するわけではなく、1つのテーマについて、毎週少しずつ新しい情報を最初の報告レジュメに足していき、最終報告で一応の完成を目指すという予定です。

・授業テキストについては、「テキスト・参考文献等」を参照。
1.導入輪読0:SNS禁止法Online Safety Amendment (Social Media Minimum Age) Bill 2024の閣僚スピーチを初見で授業中に試しに「読んでみる+まとめてみる+興味を持ってみる(何が追加情報として必要かを考える)」+チーム分け(オーストラリアの法・政治制度の概要チーム:日本語文献、小売業と法チーム:英語文献)
2.報告0(要約と追加情報:聞いている人への付加価値≒最新情報や当時の状況に関する背景事情や追加情報の提供)
3.輪読1
4.報告1 
5.輪読2 
6.報告2 
7.輪読3
8.報告3
9.輪読4
10.報告4
11.輪読5
12.報告5
13.最終報告
14.予備日

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100 対面による出席を「原則」とし、授業への参加=発言(質問含む)を前提に、授業運営(進行、発言、事前事後の連絡報告など)における言動を総合的に評価します。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

<テキスト:導入>
・SNS禁止法
https://www.aph.gov.au/Parliamentary_Business/Bills_Legislation/Bills_Search_Results/Result?bId=r7284

<テキスト:テーマ>
・オーストラリアの法・政治制度の概要チーム
➜教員から資料を配布する予定です。
・小売業と法チーム
https://www.accc.gov.au/media-release/accc-takes-woolworths-and-coles-to-court-over-alleged-misleading-prices-dropped-and-down-down-claims

オーストラリアに関する様々な情報についても、是非興味を持ってほしいと思います。
・もっと知りたいオーストラリア https://tell-me-about-australia.jp/
・日豪プレス https://nichigopress.jp/
・ABC News https://www.abc.net.au/news 
・ABC News YouTube Live https://www.youtube.com/watch?v=vOTiJkg1voo

<オーストラリアに関する参考文献(比較的最近+一部)>
・杉田弘也編『現代オーストラリア政治』(法律文化社、2025年刊行予定)
・栗田梨津子『新自由主義時代のオーストラリア多文化社会と市民意識』(法律文化社、2024年)
・竹田いさみ=永野隆之『物語オーストラリアの歴史 新版』(中公新書、2023年)
・竹田いさみ他編『オーストラリア入門(第2版)』(東京大学出版会、2021年)
・関根政美他『オーストラリア多文化社会論』(法律文化社、2020年)

その他特記事項

■授業の工夫■
・常に最新の企業情報や法規制情報を取り入れています。履修者は各自で最新情報の入手に努め、また、他の履修者と共に知識と思考の更新を行うことができるようにします。

参考URL

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