中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:政治学特講1 20世紀以降の政治思想/法学特講1 20世紀以降の政治思想/現代社会論

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
政治学特講1 20世紀以降の政治思想/法学特講1 20世紀以降の政治思想/現代社会論 2025 春学期 木4 法学部 高橋 和則 タカハシ カズノリ 3・4年次配当 2

科目ナンバー

JU-LA3-006S,JU-PS3-031S

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

現代政治は20世紀に生まれた諸問題、とりわけ群衆・大衆の登場と全体主義という問題を(残念ながらというべきか)依然として受け継いでいる。しかもそれらは一国内の政治に留まることがなく、国際政治に関する思想にまで発展した。20世紀の政治思想はそれらをめぐる激しい応酬の中で形成されたといっても過言でない。本講義はそこに焦点を当てることとする。西洋政治思想史・政治理論においては場合によっては十分に時間を割けないこともあるが、すでに世界の共有財産となっている思想家・理論家を取り上げ、彼らが問題をどのように捉え、どのように解決しようとしたのかを検討する。

科目目的

この科目を履修することで、政治思想史・政治理論を補い現代政治思想についての理解をさらに深め、現代の政治思想的・政治理論的な対立の原点についての知識を獲得することを目的とする。

到達目標

1、20世紀以降の政治課題に対し、どのような思想・理論が構築されてきたかを把握する
2、現在の政治問題の由来を理解する
3、思想・理論的に政治問題を説明する能力を獲得する

授業計画と内容

1、イントロダクション 20世紀以降の政治思想の前提条件
2、群衆・大衆の登場と社会科学 ル・ボンとタルド
3、議会の危機と民主主義① レーニンと党独裁の理論
4、議会の危機と民主主義② マックス・ウェーバーと指導者民主主義
5、議会の危機と民主主義③ カール・シュミットと議会主義批判
6、議会の危機と民主主義④ ハンス・ケルゼンと代議制民主主義
7、戦間期:民主主義への懐疑① グレアム・ウォーラスと非理性的人民
8、戦間期:民主主義への懐疑② ウォルター・リップマンと民主主義の理想主義的批判
9、戦間期:自由主義への懐疑  E・H・カーと自由主義批判の国際理論
10、冷戦期:現実主義の理論化 ハンス・モーゲンソーと国際政治理論
11、冷戦期:自由主義の擁護① アイザイア・バーリンと多元主義的自由主義の擁護
12、冷戦期:自由主義の擁護② ハイエクと全体主義批判の自由主義
13、冷戦期:自由主義の擁護③ ロバート・ノーズィックとアメリカ・リバタリアニズム
14、冷戦期:現代の共和主義 ハンナ・アレントと活動の民主主義

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 60 講義中に提供した知識の定着の度合いを基準に判断します
レポート 40 講義で取り上げた思想家・理論家の主張についてどのように理解したのかを基準にします

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

その他

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

特定のフィードバックは行っていないが、授業時間中に理解が進むよう工夫している。

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テクスト テクストを使用せず、レジュメか資料を配布することとする。
参考文献 西洋政治思想史の教科書
     政治理論の教科書
     また以下の事典は復習の際に有用である。図書館を利用せよ。
     『岩波哲学思想事典』岩波書店
     『岩波社会思想事典』岩波書店

その他特記事項

参考URL

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