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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:基礎演習2

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
基礎演習2 2025 秋学期 木3 法学部 高橋 和則 タカハシ カズノリ 2年次のみ 2

科目ナンバー

JU-BS2-002S

履修条件・関連科目等

演習系科目、および政治学など政治学系の基礎科目を受講していることが望ましい。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

コロナ禍以降、とりわけデマや陰謀論がフィーチャーされるようになってきました。とりわけそれ以降の選挙においてはネット上に膨大に溢れ、民主政を侵しているのではないかと懸念されています。どうして民主政の問題になるのか。それはむろん世論への影響があるからです。世論と民主政は強く結びついていることは説明するまでもないでしょう。デマや陰謀論は世論を通じて民主政を変化させてしまう訳です。実はこのことは20世紀冒頭から指摘されており、現代民主政の問題と位置付けられました。本演習では、まず現在の陰謀論が民主政に与える影響を政治学的に把握した文献を読解した後、世論と現代民主政についての最も有名で古典的な政治理論を検討することにしたいと思います。秋学期は春学期に続いて、リップマンの『世論』とその続作『幻の公衆』を読解します。

科目目的

①現代民主政理論を理解する。
②現在の主要国の政治の問題点を把握する。

到達目標

①現代民主政と世論の関係を理論的に把握する。
②現在の世論形成の問題点を政治学的に理解する。

授業計画と内容

1 『世論』11+12章
2 『世論』13章
3 『世論』14+15章
4 『世論』16+17章
5 『世論』18+19章
6 『世論』20+21章
7 『世論』22+23章
8 『世論』24+25章
9 『世論』26+27+28章
10 『幻の公衆』1~3章
11 『幻の公衆』4~6章
12 『幻の公衆』7~11章
13 『幻の公衆』12~16章
14 後半総括

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

担当国の現代政治に関する報告・プレゼンテーションの準備

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 50 ゼミへの貢献度
その他 50 プレゼンテーションの出来

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

①秦正樹『陰謀論 民主主義を揺るがすメカニズム』中央公論新社(新書)
②ウォルター・リップマン『世論(上・下)』岩波書店(文庫)
③ウォルター・リップマン『幻の公衆』柏書房

その他特記事項

①グループごとの自由討論形式で行う
②プレゼンテーションは「パワーポイント」を使用する

参考URL

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