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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:歴史B1

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
歴史B1 2025 春学期 火2 法学部 髙瀨 徹 タカセ トオル 1・2年次配当 2

科目ナンバー

JU-HT1-003L

履修条件・関連科目等

履修希望者は、ガイダンス後に授業を行いますので初回からの出席をお願いします。B1とB2の同時履修が望ましい授業です。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

「歴史とは現在と過去との絶え間ない対話(“History is an unending dialogue between the past and the present.”)である」とは20世紀を代表するE.H.カーの言葉です。現在は、過去の積み重ねであり、過去との関係を通じて明らかとなるということです。歴史における過去も、現在にとってその意味・意義がある時のみ間題になります。過去を見る目が新しくならない限り、現在のほんとうの新しさを理解しえないという視点に立って、この歴史Bでは、人類の誕生から近現代までの広範囲な地域の歴史を概観・分折をします。尚、進展具合等で一部、内容を変更することがありますので、予め了承願います。

科目目的

そもそも歴史は未来を予言する道具では無論ありません。しかしながら、過去の出来事の中に現在、直面している難問を解く、あるいは理解する鍵があることも確かですし、未来を考えるヒントにもなりうると思われます。こうした意味では、上記の事例を含め、「歴史の教訓を忘れる者は同じ誤りを犯す」ということになりかねないかもしれません。この授業を通じても過去から現在そして未来を見る目をさらに養成してもらいたいと期待しています。

到達目標

今後の学修の礎となる基本的な歴史観を習得するのが歴史Bの授業です。

授業計画と内容

第1回 オリエンテーション:歴史とは何か、ヘロドトス、司馬遷からE.H.カー 

第2回 人類の誕生:サヘラントロプスは最古の人類か? 人類の進化 

第3回 S. ハンチントンの『文明の衝突』多様な文明の世界:儒教とイスラーム・コネクション
第4回 中国、オリエント、インドの古代文明成立要件:G.チャイルドの食糧生産革命、都市革命 
第5回 シュメール法典:ウルナンム法典とハムラビ法典 196、197、229、230条

第6回 グローバリゼーションの起源:ペルシア帝国 古代のエジプト・メソポタミア支配の完成 
第7回 オリエント世界:ダレイオス1世の統治、被征服民に対する寛大政策 
第8回 オリエント世界:ダレイオス1世の統治、多様な人々の往来システム、Lingua franca
第9回 アテネの民主政治;Demokratia 前史、貴族の微弱性と重装歩兵民主政 
第10回 アテネの民主政治:BC7c〜BC6cの変遷   

第11回 アテネの民主政治;ペルシア戦争の影響 エフィアルテスの改革 

第12回 アテネの民主政治:ペリクレスの市民権法 現代の民主政治との相違  

第13回 ヘレニズム:ドロイゼンが説く欧思想の源流  cosmopolitanism
第14回 ヘレニズム: 1:(1+√5)/2とは? グローバル化の発展 インド・ガンダーラ美術
    進展具合等で一部、内容を変更することがあります

授業時間外の学修の内容

その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業を受けるにあたり、前回分の復習を行い、その理解を深めておくこと。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 60 電子デバイス以外の持ち込み可で理解度を確認。
状況によっては、レポート(課題ターム・ペーパー)で代替することもあり。
その他 40 毎回、授業はじめに論述形式の小テストをリアクション・ペーパーとして実施し内容評価。

成績評価の方法・基準(備考)

授業の進展具合や受講者数によって評価割合が変化する可能性もありますので予め了承願います。但し、いずれにしても総合評価での成績となります。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

関連画像や資料等をスクリーンに投影

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキストは特に指定しませんが、必要に応じてプリントを配布します。
参考文献としては、W H マクニール『世界史上下』中公文庫、岡崎 勝世『世界史とヨーロッパ』講談社現代新書、坂本 浩『ローマ帝国1500年史』人物往来社、 その他は授業中に適宜、紹介します。

その他特記事項

参考URL

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