シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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物理1 | 2025 | 前期 | 金3 | 理工学部 | 河野 洋平 | コウノ ヨウヘイ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-BP1-NZ03
履修条件・関連科目等
高校で習った微分、積分を理解していること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
あつかう題材はおおむね高校の物理で取り上げられているものであるが、微分積分や微分方程式などの、数学的手法を駆使した力学の問題の解き方を解説する。数学的な道具立てについては、必要に応じてそのつど説明する。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の総合教育科目として位置付けられていることから、この科目での学習を通じて、基礎物理学の中の力学分野に対する認識を深めるとともに、自然科学・工学のすべての分野で重要となる基礎的な概念(運動方程式や単振動など)を身に付けることを目的とする。
到達目標
物体の運動を支配する物理法則に対する基礎的な知識を習得すること。
授業計画と内容
およそ下記の予定で行う。学生の反応をフィードバックして、下記の計画が少し変わる可能性はある。
第1回 質点の位置,1次元の運動と速度・加速度
第2回 2および3次元空間の質点の運動,速度と加速度
第3回 ニュートンの運動の3法則
第4回 運動方程式の応用(一様な重力中の運動)
第5回 運動方程式の応用(等速円運動,斜面上の運動と摩擦力)
第6回 運動方程式の応用(単振動と単振り子)
第7回 運動エネルギーと位置エネルギー
第8回 仕事と保存力(仕事と運動エネルギーの関係)
第9回 仕事と保存力(保存力とポテンシャル)
第10回 ポテンシャルの例
第11回 ベクトル積と磁場中の荷電粒子の運動
第12回 角運動量と角運動量保存則
第13回 運動量と力積,質点系の運動法則
第14回 重心系と実験室系
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回の講義を聴いて必ず復習をすること。疑問点があれば次回の授業で質問できるようにしておくこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 40 | 力学についての基礎知識を理解した上で、計5回の小テスト(選択式)を実施し、その結果をもとに評価する。 |
期末試験(到達度確認) | 60 | 力学についての基礎知識を理解した上で、期末試験で力学に関する記述式問題に取り組み、その結果をもとに評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書:「力学 増補版」植松恒夫 著(学術図書出版社)
参考書:「考える力学 第2版」兵頭俊夫 著(学術図書出版社)