シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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応用解析2 | 2025 | 後期 | 月3 | 理工学部 | 小島 将裕 | コジマ マサヒロ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-BM2-7A12
履修条件・関連科目等
この講義を理解するためには、一年次配当の「数学A」「数学B」(必修科目)および2年次の「応用解析第1」の知識が不可欠である。「応用解析第1」の単位を取得済みでない場合、「応用解析第2」の修得は困難であるが、努力次第では可能である。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
理工学の様々な分野で使われている複素積分とフーリエ解析について、応用を重視した講義を行う。
科目目的
論理的な思考能力および応用する力を身につけることを目標とする。
到達目標
理論を応用できるような基礎的な力を身に付けることを目標とする。
授業計画と内容
[複素関数]
第1回 複素積分3(コーシーの積分公式)
第2回 複素積分4(リュービルの定理)
第3回 ベキ級数1(級数の基礎)
第4回 ベキ級数2(ベキ級数の基礎)
第5回 ベキ級数3(解析関数のベキ級数展開)
第6回 ベキ級数4(解析関数の零点)
第7回 ローラン級数
第8回 孤立特異点
第9回 フーリエ級数
第10回 留数定理1(留数定理の基礎)
第11回 留数定理2(有理関数の積分)
第12回 ラプラス変換1(ラプラス変換の基礎)
第13回 ラプラス変換2(ラプラスの逆変換)・微分方程式1(変数分離形微分方程式)
第14回 微分方程式2(線形微分方程式)
講義時間内に演習も行う。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
指示された予定の内容について予習をしておく。また復習には特に力を入れ、疑問点を持ち越さないようにすること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 100 | 講義で扱った問題を理解しているかどうか確認する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
Complex Analysis (Undergraduate Texts in Mathematics)、Theodore W. Gamelin、 Springer
新装版 解析学概論、矢野 健太郎、石原 繁、裳華房