シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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基礎演習Ⅱ | 2025 | 後期 | 水4 | 総合政策学部 | 福重 元嗣 | フクシゲ モトツグ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-BS1-0002
履修条件・関連科目等
特にないが数学が嫌いな人は厳しい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
経済学や統計学において、一つの変数だけを扱うことは稀である。複数の変数の間の関係について理解するうえで、もっとも単純な関係が線形関係といえる。このもっとも単純な関係を理解するだけでも、ベクトルや行列といった概念を理解していることが必要になり、この線形の関係をもとに経済学や統計学において辺数の間の関係を理解するには行列とベクトルの理解が必須となる。この演習では、行列とベクトルの基本的計算方法と特に計量経済学で使う行列及びその微分の考え方を理解する。
科目目的
行列とベクトルの基本的考え方を勉強する。
到達目標
行列とベクトルを用いた変数の線形関係の表示に対して理解し、その線形関係をもとに経済学と統計学・計量経済学で用いられる計算の考え方を理解する。
授業計画と内容
第1回 行列とベクトルの基本的な計算
第2回 連立方程式の表し方
第3回 逆行列という考え方
第4回 クレーマーの公式
第5回 スカラー変数をベクトルで微分するということ
第6回 ベクトルをベクトルで微分するということ
第7回 最小二乗法という考え方
第8回 最小二乗法の解き方1;何を微分すべきか
第9回 最小二乗法の解き方1;具体的な微分の結果
第10回 べき等行列という行列
第11回 行列のトレースとは
第12回 行列の固有値と固有ベクトル
第13回 対称行列の性質
第14回 デルタ法による微分
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回授業中に説いた練習問題の復習。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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その他 | 100 | 毎回解いてもらう練習問題の正答率を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
毎回解いてもらう練習問題の正答率を評価する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
練習問題の解答方法についてプレゼンテーションをしてもらうことがある。
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは使用しないが参考文献は適宜指示する。