シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 朝鮮史 | 2026 | 前期 | 月1 | 文学部 | 木村 拓 | キムラ タク | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-OH2-G209
履修条件・関連科目等
後期開講の東アジア近世史を併せて履修することが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
朝鮮の文字文化というと、ハングルを想起する方が多いと思います。しかし、朝鮮は中国・日本・ベトナムと同様、伝統的には漢字文化圏に属していました。漢字は中国由来のものですが、東アジアの文字文化に決定的な影響を与えました。朝鮮の歴史や伝統文化を知るためには、朝鮮の文字文化における漢字とハングルの関係を見極める必要があります。漢字というと、近代化の阻害要因として見られた時期もあり、今もその傾向がないとは言えません。またハングルについても、今や世界に誇るべき朝鮮民族の文字として評価を受けていますが、実はそうした評価も歴史的な産物なのです。本講義では、東アジア、および東ユーラシアという地域の中で、朝鮮における漢字使用、およびハングルの生成とその使用の歴史的な展開を辿ることにより、東アジア・東ユーラシアの歴史展開のなかで朝鮮史を理解することを目指します。
科目目的
朝鮮の文字文化における漢字・ハングルの位相を考えることによって、朝鮮の歴史・文化を東アジア、ひいては東ユーラシアのなかで把握することを目的とします。
到達目標
以下の点を大きな到達目標とします。
・ハングルの歴史的な特徴を理解できるようになる。
・現代韓国・朝鮮の文字文化の歴史的背景を理解できるようになる。
・朝鮮史と東アジア史・東ユーラシア史との関連を理解できるようになる。
授業計画と内容
第1回 導入:東アジアから東ユーラシアへ
第2回 漢字の変遷と「漢字系文字」
第3回 漢字の伝播と受容1:朝鮮の場合
第4回 漢字の伝播と受容2:日本の場合
第5回 漢字の伝播と受容3:ベトナムの場合
第6回 東アジアの諸文字概観
第7回 朝鮮における文字文化1:ハングルの創制とその構造
第8回 朝鮮における文字文化2:小中華意識との関連
第9回 朝鮮における文字文化3:ハングルの由来
第10回 朝鮮における文字文化4:ハングルの使われ方
第11回 ハングルと近代:「諺文」から「国文」へ
第12回 日本の植民地支配とハングル
第13回 解放後におけるハングル
第14回 総括+期末テスト
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業内で指定された参考文献を読んでおくこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 期末試験(到達度確認) | 70 | 論述試験の点数によって評価します。 |
| 平常点 | 30 | 授業への参加状況、毎回の小レポートの提出状況および内容について評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
期末試験の詳細については授業中に指示します。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは、毎回レジュメ等を配布します。
参考文献は、授業で随時紹介します。