シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Field StudiesⅡ | 2026 | 春学期 | 他 | 国際経営学部 | 三浦 秀之 | ミウラ ヒデユキ | 3年次配当 | 1 |
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本ゼミでは、専門演習の枠組みの中で、教員の指導を受けながらも、学生一人ひとりの主体性を重視し、国内外における調査・研究・実践的活動を一貫して行います。
履修者は、自ら問題意識を設定し、研究テーマや目的を明確化したうえで、調査計画の立案、関連機関へのアポイントメント取得、事前資料の収集・分析などの準備作業を主体的に進めます。その後、国内外の現場に赴き、フィールドスタディを実施します。
三浦ゼミでは、現場を「学びの起点」と位置づけています。実際の政策担当者、企業関係者、地域住民、国際機関関係者などとの対話を通じて、理論と実践を往還する学びを重視しています。
最終的には、調査成果を論文や政策提言レポートとしてまとめ、報告・発表を行います。単なる体験で終わらせるのではなく、分析・言語化・発信までを含めて一つの学修プロセスとし、社会に対してアウトプットできる力を養うことを目標としています。
科目目的
本授業は、学生がこれまでに修得した国際経済や国際関係に関する理論的知識を、国際的な学術環境の中で実践的に発展させることを目的とする。学生は、南カリフォルニア大学の片田さおり教授およびロヨラ・メリーマウント大学のジーン・パーク教授との共同授業に参加し、インド太平洋地域における国際経済秩序および国際関係の諸課題について多面的に考察する。
授業では、学生が自らの分析成果を英語でプレゼンテーションし、日米双方の学生とのディスカッションを通じて議論を深める。これにより、理論的理解を実証的・政策的視点と結びつけるとともに、異なる歴史的・文化的背景をもつ学生との対話を通じて、国際的視野と発信力を養うことを目指す。
また、米国の企業や地域経済の現場に触れる機会を通じて、教室内の理論を現実の経済活動と接続し、アメリカ経済の構造やダイナミズムを実体験として理解することを重視する。これにより、インド太平洋地域における経済的相互依存や安全保障環境の変化を、より立体的に把握する力を養う。
本授業は、知識の習得にとどまらず、国際的な議論の場で主体的に発信し、批判的に思考し、多角的に分析する力を育成することを目的とする。
到達目標
・経済学・国際政治経済学・マーケティング戦略等の理論を、国内外のフィールドスタディや実証事例と結びつけ、理論と現実を往還的に分析することができる。
・インド太平洋地域を中心とする国際経済秩序の変動や産業構造の変化について、多面的かつ批判的に考察し、十分な根拠に基づいた論理的な意見を形成・発信することができる。
・グローバル経済における産業動向、技術革新、サプライチェーンの変容を構造的に理解し、その政策的・経済的含意を説明することができる。
・国際的な学術・実務の場において、英語でのプレゼンテーションおよびディスカッションを行い、建設的な議論を展開することができる。
授業計画と内容
1.事前準備段階(専門演習Ⅱと並行)
本プログラムは、準備段階から研究プロジェクトとして運営する。
(1)テーマ設定と理論枠組みの構築
学生はグループごとに研究テーマを設定し、以下の視点から分析枠組みを構築する。
・インド太平洋地域における国際経済秩序の変動
・日米経済関係と企業戦略
・サプライチェーン再編と経済安全保障
・技術革新と競争優位
・消費者行動・市場戦略
経済学、国際政治経済学、マーケティング理論を整理し、企業ヒアリングに活用できる理論的視座を明確化する。
(2)日系企業調査準備
・ロサンゼルスの日系企業の選定
・業界分析・企業財務分析
・現地市場環境・規制環境の把握
・企業戦略に関する仮説設定
・質問項目の作成
学生自身が企業担当者と連絡を取り、アポイントメントを確定する。対外調整も重要な学修プロセスと位置づける。
(3)USC・ロヨラメリーマウント大学共同授業準備
・英語プレゼンテーション資料作成
・日米学生混合ディスカッションを想定した論点整理
・想定質問への対応練習
・模擬ディスカッション
単なる発表準備ではなく、「異なる制度・価値観を前提とした議論」を意識する。
2.現地活動(ロサンゼルス)
(1)日系企業訪問
・企業経営陣・担当者へのヒアリングを実施。
分析視点:
・日系企業の対米戦略
・サプライチェーンの再構築
・米中関係・地政学的リスクへの対応
・デジタル化・技術革新の導入
理論との接続を常に意識し、構造的・政策的含意を検討する。
(2)USC・ロヨラメリーマウント大学での共同授業
・学生による英語プレゼンテーション
・日米学生間のディスカッション
・教員によるコメント・講評
ここでは、「説明する力」ではなく、「議論する力」を重視する。国際的学術環境において、自らの立場を論理的に提示し、反論に応答する経験を積む。
3.帰国後フォローアップ
(1)成果共有と理論的再整理
・企業ヒアリング内容の分析
・理論との再接続
・仮説の検証・修正
(2)英語レポート作成
・分析結果の構造化
・政策的含意の明確化
・インド太平洋経済秩序との接続
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 平常点 | 50 | 事前準備の作業、グループワークへの参加度と貢献度で評価 |
| その他 | 50 | プレゼン及びディスカッションの準備と成果 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
適宜授業中に指示する。