シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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明治維新史A | 2025 | 前期 | 水6 | 文学部 | 清水 裕介 | シミズ ユウスケ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-JH3-F413
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
明治維新の「通史」について、政治・外交・社会・文化史上の主要なテーマを取り上げながら講義する。後期に開講し、各論を取り上げる「明治維新史B」を理解するための基礎知識ともなる。
科目目的
近代日本の発端に位置付けられている明治維新の通史を学び、その全体像を把握する。また個別の事例を通じて具体的なイメージを構築する。
到達目標
明治維新の通史において研究や歴史叙述上で重要とされてきたテーマに関し、なぜそれが重要とされてきたのかについて理解すること。
授業計画と内容
1ガイダンス/明治維新と現代
2明治維新史研究の現在
3幕末政治史の展開①ペリー来航前後
4幕末政治史の展開②開国以降
5幕末政治史の展開③尊王攘夷運動
6小括 幕末の世相と人物①攘夷派志士としての渋沢栄一
7最幕末の政治史①王政復古
8最幕末の政治史②戊辰戦争
9小括 幕末の世相と人物②「渋沢成一郎日記」で見る鳥羽伏見の戦い
10政治制度(太政官制~内閣制度)
11岩倉使節団と留守政府
12地租改正・社寺改正
13明治初期の外交
14殖産興業
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
課題(小テスト)は授業時間内で完結できる問題を出すが、〆切りまでに提出すれば授業時間外でも可とする。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 毎回講義の内容に関連した小テスト(200字から400字)を課す。全14回の講義の内、第6・9回を8点満点で採点し、その他を7点満点で採点する。なお、合計点にかかわらず小テストの提出回数が10回に満たない者は不合格とする。 |
成績評価の方法・基準(備考)
毎回の小テストの採点基準は以下の通り。(第6・9回は記述の妥当性に応じて1点分加点する)
7点:講義の内容を踏まえた上で、自己の見解を説得的・理論的に展開できている。
6点:講義の内容を踏まえた上で、自己の見解を述べることができている。
5点:講義の内容をまとめているが、自己の見解が不十分である。
4点:講義の内容をまとめているが、自己の見解がほとんど見られない。
3点:講義の内容をまとめているが、自己の見解がまったくない。
2点:講義の内容の一部がまとめられている。
1点:講義の内容をまとめてはいるが、不正確な箇所が多い。
0点:講義の内容と関係のない記述しかない。
※剽窃、他人の回答のコピペ等の不正を発見した場合は、理由にかかわらず不合格とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manaba
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
〈テキスト〉
とくに定めない
〈参考文献〉
明治維新史学会編『講座明治維新』1~12(有志舎、2010年~2018年)
松尾正人『維新政権』(吉川弘文館、1995年)
青淵渋沢財団竜門社編『渋沢栄一伝記資料』本編全58巻・別巻全10巻(渋沢栄一伝記資料刊行会、1955年~1971年)
その他特記事項
テキスト・レジュメは必要に応じて配布する。
講義に関する質問はメールで受け付ける。