シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 特別演習B(ボランティアと共助の実践) | 2026 | 秋学期 | 水1 | 国際経営学部 | 木村 有里、国松 麻季 | キムラ ユリ、クニマツ マキ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GM-IF9-ZSB1
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義では、経営学が重視する「私益」や市場原理とは異なる視点から、「公益」「共助」そして地域社会への貢献の意義を学ぶ。欧米で発展したボランティア文化と、アジア社会に根づく互助・共助の精神を比較し、人と人とが支え合う社会の仕組みを多文化的に理解する。
実習として「八王子市多文化キッズクラブ」でのボランティア活動を行い、地域社会との協働を体験的に学ぶ。多様な文化的背景をもつ子どもたちとの交流を通じて、他者理解・共感・チームワーク・課題発見力など社会人基礎力を育む。理論と実践から、持続可能な社会の担い手としての自覚を形成することを目的とする。
科目目的
本講義の目的は、経営学が主に取り扱う市場原理や私益の追求とは異なる視点から、「公益」や「共助」の意義を学び、多文化共生社会における人と人との支え合いの仕組みを理解することにある。欧米とアジアにおけるボランティアや互助の文化を比較しながら理論的な知見を深め、地域の実践現場でのボランティア活動を通じて、共助の精神を体験的に学ぶことで、持続可能な社会の担い手としての自覚と行動力を育むことを目指す。
到達目標
ボランティアや共助の理念および歴史的背景を理解する。
公益・共助の視点から、社会科学の知識を社会課題の解決に応用できる。
実習を通じて、多様な文化的背景を持つ他者と協働する力を身につける。
ボランティア経験を振り返り、自身の社会的責任について考察し、キャリア形成に結びつけて考えられる。
DPとの関連
DP1(知識獲得力):ボランティアや共助の理念、欧米とアジアにおける社会的背景を学び、社会課題を多角的に分析する力を養う。
DP2(コミュニケーション力):多文化キッズクラブでの活動やグループワークを通じて、他者の意見を理解し、自らの考えを論理的かつ協調的に伝える力を高める。
DP3(多様性理解力):多文化社会の現場で異なる文化的背景を尊重し、共生や相互理解の姿勢を実践的に身につける。
DP4(組織的行動力):チームでのボランティア活動や課題遂行を通して、状況を的確に把握し、当事者意識をもって協働する力を育む。
DP5(自発的創造力):
実習後の省察を通じて、自らの価値観や行動を見直し、持続可能な社会づくりに主体的に貢献する意識と行動力を培う。
授業計画と内容
第1回 オリエンテーション:共助社会とは何か 授業の目的・進め方・評価方法の説明
第2回 ボランティアの理念と歴史
第3回 共助・互助の文化と日本社会
第4回 八王子市多文化キッズクラブとは・八王子市多文化共生担当より(外部講師)
第5回 実習①導入期:活動観察と参加 現場での初回活動。
子どもとの関わりを観察し、地域社会における多文化共生の実際を知る。
第6回 実習② 補助的参加 指導員の補助を通じて、子どもとの信頼関係づくりや活動支援の方法を体験する。
第7回 実習③ 主体的関与 グループ単位で企画を立て、活動に主体的に参加。コミュニケーションとチームワークを意識。
第8回 実習④ 地域社会との関係を学ぶ 活動の中で地域・家庭・行政との連携を体験的に理解する。
第9回 実習⑤ 異文化理解と支援の難しさ 言語・文化的背景の異なる子どもへの支援に挑戦し、共生の課題を考える。
第10回 実習⑥ 自律的活動の展開 グループでの小企画・実施(例:学習支援、交流イベントの補助など)。責任を持って行動する力を養う。
第11回 実習⑦ まとめと共有 実習最終回。活動を総括し、現場で得た気づきや学びを振り返る。
第12回 ボランティアと経営学 実習経験を踏まえ、「社会的責任」「CSV(共通価値創造)」など経営学的観点から共助を考える。
第13回 振り返りと共有ワークショップ 実習を通じて得た学びを共有し、他者の経験から自分の省察を深める。
第14回 まとめ:持続可能な社会の一員として 全体の学びを総括し、ボランティア・共助・地域貢献の意味を自らのキャリアと結びつけて再定義する。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外学習時間(60時間)には、<予習として>毎回、次回テーマについて短く解説するので、当該週で扱うトピックに関して、学習目標と、疑問点を整理しておく。<実習>①実習グループ内での打合せ、②実習グループ内での実習内容振り返りと共有、③実習報告書の作成が含まれる
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| レポート | 30 | レポートには実習結果報告(プレゼン)も含む |
| 平常点 | 70 | 実習前の講義と打ち合わせ、実習参加 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
(国松)外務省在勤中、ジュネーブ日本政府代表部においてWTOにおける国際貿易ルール交渉に参加した。また、シンクタンクの業務において日本政府に対し、国際ルール交渉にかかる調査研究・コンサルティングサービスを提供した。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考文献は適宜提示と配布する