シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 政治史演習1(A) | 2026 | 前期 | 水4 | 法学研究科博士課程前期課程 | 古賀 光生 | コガ ミツオ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-PS5-711S
履修条件・関連科目等
原則として、ヨーロッパ政治史を専門とする学生の方の履修を想定しております。ただし、提示された文献を読み切る覚悟がある限りにおいて、特段の条件は設定しません。それほど多くの前提知識は想定していません。政治史特講1・Aの履修を前提に演習を運営いたします。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
基本的に日本語で演習を行います。必要に応じて、英語の文献を読みます。
授業の概要
この演習は、ヨーロッパ政治史を専門とする学生の方を想定して開講されます。並行して開講する特講で読んだカーショーの議論を踏まえつつ、同時代を扱ったジャッドの通史と読み比べます。著者による個性の違いや書かれた時代の違いを踏まえつつ、同じ対象についての記述がどのように違うかについて検討します。
この演習は、以下のような形式で進めます。まず、講義の冒頭に課題となっている著書の内容理解について受講生同士で確認しあいます。扱う著書のうち具体的な事件等については知らないと理解できないので疑問点や不明点も少なくないでしょう。最初にお互いの理解が十分であるのか、教員と受講生の間のみならず受講生同士でも確認しあいます。次いでその理解に従って本書の内容を批判的に検討します。
ヨーロッパ政治史を先行する学生以外の方で履修を検討しておられる方は、事前にご一報くだされば相談に応じます。
科目目的
この演習は「政治史特講」と一体で運用されます。両者を通じて比較政治史の方法論について、これまでに蓄積された議論を理解した上で、その方法論をご自身の具体的な研究実践の中で活用できることを目指します。ただし、これらの目標のうちこの演習では後者(活用)に労力を集中させます。
到達目標
具体的な歴史的知識に基づき、政治史の叙述について様々な手法を比較して検討できるようになること。
授業計画と内容
以下の文献を読みます。
文献:トニー・ジャッド『ヨーロッパ戦後史(上・下)』みすず書房、2008年。
トニー・ジャッド『荒廃する世界の中で』みすず書房、2010年。
コリン・クラウチ『ポスト・デモクラシー』青灯社、2007年。
01.イントロダクション:特講の進め方の説明
02.戦争の影響(文献Ⅰ・Ⅱ)
03.復興期(文献Ⅲ・Ⅳ)
04.冷戦到来(文献Ⅴ・Ⅵ)
05.文化戦争(文献Ⅶ+α)
06.成長と安定(文献Ⅷ~Ⅹ)
07.社会民主主義(文献Ⅺ~XⅢ)
08.景気後退期(文献ⅩⅣ~ⅩⅥ)
09.新しい状況(文献ⅩⅦ~ⅩⅨ)
10.冷戦後(文献ⅩⅩ・ⅩⅩⅠ)
11.21世紀(文献ⅩⅩⅡ~ⅩⅩⅣ)
12.補足:社会民主主義について
13.補足:社民主義と西欧デモクラシー
14.講義のまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・演習に先立ち、事前に指定された論文を読み、論点を整理して臨んでください。
・演習で触れられている方法的な議論が、自身の研究にどのように活用できるかを考えてから演習に臨んでください。
・復習として、講義で紹介された文献を読み、理解を深めてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 平常点 | 100 | 詳細は以下を参照してください、 |
成績評価の方法・基準(備考)
主に、事前課題への取り組み50%、講義における議論への貢献50%を評価の対象とします。
大幅な遅刻(40分以上)や欠席した場合には議論に貢献できませんので、減点の要因となります。特に、全体の3分の1以上(5回以上)欠席した場合は、原則として単位を認定しません。ただし、特段の事情がある場合には、それを考慮したうえで、別途課題を設定しする場合もあります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
教員との討論が主な演習内容となります。
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
通信環境を整備してください。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
関連する文献は適宜指示します。開講までに、文献リストを下記のフォルダ内に掲示します。
https://drive.google.com/drive/folders/1ZKBJW4uEb45JUs73Jcoxxx0ZhYh6-tUF?usp=sharing