シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 政治史演習2(A) | 2026 | 後期 | 水4 | 法学研究科博士課程前期課程 | 古賀 光生 | コガ ミツオ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-PS5-712S
履修条件・関連科目等
原則として、ヨーロッパ政治史を専門とする学生の方の履修を想定しております。ただし、提示された文献を読み切る覚悟がある限りにおいて、特段の条件は設定しません。それほど多くの前提知識は想定していません。政治史特講1・Aの履修を前提に演習を運営いたします。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
英語で論文を読み、日本語で議論します。
授業の概要
この演習は、ヨーロッパ政治史を専門とする学生の方を想定して開講されます。並行して開講する特講で読んだジャッドの議論を踏まえつつ、特定のテーマを設定して、それに関連する文献を読み進めていきます。毎回、新書一冊程度、または学術論文2本程度の課題が設定されますので、特講と合わせるとそれなりの分量になります。
この演習は、以下のような形式で進めます。まず、講義の冒頭に課題となっている著書の内容理解について受講生同士で確認しあいます。扱う著書のうち具体的な事件等については知らないと理解できないので疑問点や不明点も少なくないでしょう。最初にお互いの理解が十分であるのか、教員と受講生の間のみならず受講生同士でも確認しあいます。次いでその理解に従って本書の内容を批判的に検討します。
ヨーロッパ政治史を先行する学生以外の方で履修を検討しておられる方は、事前にご一報くだされば相談に応じます。
科目目的
この演習は「政治史特講」と一体で運用されます。両者を通じて比較政治史の方法論について、これまでに蓄積された議論を理解した上で、その方法論をご自身の具体的な研究実践の中で活用できることを目指します。
到達目標
具体的な歴史的知識に基づき、政治史の叙述について様々な手法を比較して検討できるようになること。
授業計画と内容
文献は以下を講読します。一部を抜粋して読む本も含みます。
政治史特講で読む『東欧の体制転換と新自由主義』と合わせて、複眼的な理解を目指します。
・マッティ(2025)『緊縮資本主義』東洋経済新報社。
・カルマ―(2025)『白人になれない白人たち』彩流社。
・マウ(2025)『統一後のドイツ』白水社。
そのうえで、該当箇所に関連する以下の論点について議論します。
論点については、受講生の意向によって変更することも可能です。
01.イントロダクション:演習の進め方について
02.論点:経済政策の歴史的起源、マッティ(2025)、第1章・第2章
03.論点:政策と政治対立、マッティ(2025)、第3章・第4章
04.論点:イギリスとイタリアの事例、マッティ(2025)、第5章~第7章
05.論点:経済政策の政治への影響、マッティ(2025)、第8章~第10章
06.論点:中東欧の現状、カルマ―(2025)、序章・第一章・第二章
07.論点:中東欧の反リベラル、カルマ―(2025)、第三章・第四章・第五勝
08.論点:中東欧と西欧、カルマ―(2025)、第六・第七章・第八章
09.論点:中東欧の展望、カルマ―(2025)、第九章・終章
10.論点:旧東ドイツの社会、マウ(2025)、はじめに、第1章・第2章
11.論点:旧東ドイツの政治文化、マウ(2025)、第3章・第4章
12.論点:旧東ドイツの政治状況、マウ(2025)、第5章・第6章
13.論点:旧東ドイツの展望、マウ(2025)、第7章。
14.講義のまとめ
特講の進捗度合いに合わせて、予定を変更する可能性があります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・講義に先立ち、事前に指示された文献を読み、論点を整理して臨んでください。
・復習として、講義で紹介された文献を読み、理解を深めてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 平常点 | 100 | 事前の予習状況、講義担当者からの質問への回答、講義内での議論への貢献、等から判断します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
概ね、事前課題への取り組み50%、講義における議論への貢献50%で評価します。
ただし、事前課題への取り組みは、講義内で確認します。
大幅な遅刻(40分以上)や欠席した場合には議論に貢献できませんので、減点の要因となります。特に、全体の3分の1以上(5回以上)欠席した場合は、原則として単位を認定しません。ただし、特段の事情がある場合には、それを考慮したうえで、別途課題を設定する場合もあります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
講読する文献は、授業計画を参照してください。準備等については初回演習で説明しますので、事前に購入する必要はありません。ただし、図書館等で本を借りて、目を通しておいてください。