シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 中国語表現演習A | 2026 | 前期 | 月4 | 文学研究科博士課程前期課程 | 李 佳樑 | リ カリョウ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-CC5-105S
履修条件・関連科目等
この講義の履修条件として中国語で書かれた学術論考を解することが必要である。
授業で使用する言語
日本語/中国語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本科目では、日本語・中国語(場合により英語も含む)といった複数の言語のあいだに見られる言語表現の違いや文化的・認知的な差異を、実際のコミュニケーション場面や翻訳・通訳の実例に基づいて分析・考察します。単なる「言い換え」や「誤訳」の問題としてではなく、各言語がどのように世界を切り取り、構造化し、それを表現するかという視点から、言語のあり方を捉え直すことを目指します。
科目目的
授業では、担当教員が提示する資料や実例(Manabaに逐次アップ)をもとに、受講者が自身の専門や経験と接続しながら、発表・討議・コメント提出などを通して学びを深めていきます。言語学的知見を異文化理解や翻訳・通訳、学術発表などの実践にどう生かすかについても、継続的に検討していきます。
到達目標
中国語の文法の基本を理解するできるようにする。それと同時に、問題意識を養い、問題の立て方、分析方法、データの扱い方及び言語理論の習得を目指す。
授業計画と内容
第1回 講義のガイダンス(講義内容、授業計画、講義目標などの説明)
第2回 呼称の文化差:Family nameか、Given nameか?
第3回 呼称の選択が対人距離感や尊敬表現にどう関わるか
第4回 空間表現における視点の差:右に曲がって?東に曲がって?
第5回 当事者視点と俯瞰視点の違いが言語にどう現れるか
第6回 発見をどう表現するか:名詞一語文と存在文
第7回 恩恵授与の語用論:あげる・くれる・もらうvs.给/帮
第8回 上下関係とポライトネス理論の観点からの比較
第9回 当否疑問文の応答形式の違い
第11回 ワンちゃんとワンピースと漢(おとこ)は同じカテゴリーなのか
第12回 三人称代名詞の使用をめぐる対照研究
第13回 清朝章回小説における“笑”のポライトネス
第14回 意味の対照研究についての覚え書き
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
事前に読む予定の内容を予習し、問題点を整理しておいてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| レポート | 50 | 内容への理解、分析方法、分析能力 |
| 平常点 | 50 | 授業への出席率、授業態度、積極的な参加、内容への理解度 |
成績評価の方法・基準(備考)
平常点(積極性、理解度、プレゼンテーション能力)(50%)及び期末レポート (50%)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業でテキストを使用せずに、レジュメ等の配布資料で代替します。
【参考文献】
日本中国語学会編『中国語学辞典』岩波書店 2022年
朱徳熙 『語法講義』 北京 商務印書館 1982年
朱徳熙 『語法答問』 北京 商務印書館 1985年
邵敬敏著 『漢語語法学史稿』(修訂本) 北京 商務印書館 2006年
劉月華等著 『実用現代漢語語法』(増訂版) 北京 商務印書館 2001年
張斌主編 『現代漢語描写語法』 北京 商務印書館 2010年