シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 考古学研究B | 2026 | 後期 | 水2 | 文学研究科博士課程前期課程 | 櫻井 準也 | サクライ ジュンヤ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-AR5-104L
履修条件・関連科目等
考古学に関心があり、積極的に研究に取り組もうという意欲があるもの。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
遺跡や遺物といった考古資料は現代の考古学者の専有物ではありません。古墳は後世になっても村落景観を構成する重要な要素であり、人々は「過去」の遺物と出会い、そのことが文献史料に記録されてきました。こうした後世の人々による遺跡や遺物の取り扱いの記録を検討することによって、その時代の人々が「過去」の遺跡や遺物をどのように認識していたか知る手がかりを与えてくれます。この授業では、過去の遺跡がどのように認識され、利用されてきたかというわが国における遺跡認識の系譜を追いながら遺跡と社会との関係について考えます。
科目目的
遺跡や遺物が使用されていた時代の文化や社会を解明する従来の考古学研究の枠組みではなく、遺跡の発掘情報や遺跡・遺物に関する過去の記録を使用することによって、わが国の遺跡・遺物認識の系譜を探る新たな研究視点が存在することを理解することが本講義の目的です。
到達目標
発掘調査などによる従来の考古学の研究成果だけでなく、過去の人々の遺跡・遺物認識という観点から文献史料や民俗資料を積極的に活用することによって、それが遺跡や考古学と当時の社会との関係を探るヒントが得られることを履修学生が意識することが本講義の到達目標です。
授業計画と内容
第1回 オリエンテーション
第2回 遺跡・遺物認識の考古学とは
第3回 先行研究
第4回 わが国における遺跡・遺物認識の系譜(先史時代)
第5回 わが国における遺跡・遺物認識の系譜(古代)
第6回 わが国における遺跡・遺物認識の系譜(古代末~中世)
第7回 わが国における遺跡・遺物認識の系譜(近世1)
第8回 わが国における遺跡・遺物認識の系譜(近世2)
第9回 伝説に関わる遺跡・遺物
第10回 遺跡利用のポリティックス1
第11回 遺跡利用のポリティックス2
第12回 考古学と現代社会1
第13回 考古学と現代社会2
第14回 総括 遺跡と考古学の未来
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業内容(テーマ)について事前に下調べをし、授業の理解を深めること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 平常点 | 100 | 出席状況と授業態度で判断します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト
櫻井準也『歴史に語られた遺跡・遺物』慶應義塾大学出版会、2011
参考文献
授業中に適宜紹介します
その他特記事項
不定期にフィールドワークや博物館展示見学・発掘現場見学を実施することがあります。