シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 中国哲学研究ⅡA | 2026 | 前期 | 月4 | 文学研究科博士課程前期課程 | 水上 雅晴 | ミズカミ マサハル | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-EP5-103L
履修条件・関連科目等
旧字体で書かれた漢文を白文で読めることが受講の前提条件です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
テーマ:顧炎武《日知録》の文章を読む
「清朝考証学の祖」と称されることがある顧炎武(1613-1682)の主著《日知録》巻32(集釈本)の中、《四庫提要》によって「雑考証」に分類されている諸篇を丁寧に読みすすめていきます。
これらの文章を読みほどいていくと、顧炎武が古典の文章に見える一つ一つの語について、原初の形・音・義を追究しながら解読を進めていたことが了解され、かかる態度が「考証学の祖」との認定に結びついたことが納得されることでしょう。
授業の中で取り上げる篇のいくつかを受講生に割り当て、レジュメを作って報告してもらい、発表にもとづく討議をおこないます。
科目目的
清代における考証学の成立と発展に大きな影響を及ぼし続けた顧炎武の学問方法を理解し、それを自身の読書に応用する。
到達目標
・《日知録》の中には、古典の実証的な読解法の典型例が示されており、読解を積みかさねていくことでその手法を体得する。
・言語・歴史・文化・社会などの諸領域に関する顧炎武の該博な知識にもとづく議論を正確に理解する。
授業計画と内容
第1講 而(《日知録》巻32の篇名。以下同じ)
第2講 奈何、語急
第3講 歳、月半
第4講 已
第5講 里、仞、不淑
第6講 不弔、亡、乾没、辱
第7講 姦、訛、誰何
第8講 信、出、鰥寡
第9講 丁中、阿
第10講 幺、元、寫
第11講 行李、耗、量移
第12講 罘罳
第13講 場屋、豆、陘
第14講 豸、關、宙、石炭
*進行の状況によって内容変更の可能性があります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 平常点 | 100 | 成績評価の際には、以下の4点に着目します。 (1)教材のテキストの字句・典拠の下調べの状況。 (2)テキスト読解の正確さ。 (3)テキストに説かれている内容に対する問題意識の状況。 (4)担当部分の報告および報告の際に配布するレジュメの内容。 |
成績評価の方法・基準(備考)
以下の3つの条件をともに満たした場合に単位を認定します。
①公欠以外の欠席が4回以内にとどまっている。
②担当分の発表の内容および配布するレジュメが一定の基準に達している。
③授業に参加し、指示された学習作業を行う。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教材・参考資料はプリントを配布します。参考文献は授業の中で随時紹介します。