シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 中国哲学研究ⅡB | 2026 | 後期 | 月4 | 文学研究科博士課程前期課程 | 水上 雅晴 | ミズカミ マサハル | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-EP5-104L
履修条件・関連科目等
白文の漢文と現代中国語の文章を読めることを履修の前提条件とします。教材には旧字体の漢字が使われているので、この種の漢字が読めないと授業について行けません。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
テーマ:東西思想の交錯―王韜の場合―
毎回、林啓彦・黄文江編《王韜與近代世界》(香港教育圖書公司、2000年)所収の論文を一篇ずつ読み、その内容について講説・討議します。
王韜(1828-1897)は最初の中国人ジャーナリストと称される人物です。その波瀾万丈の人生の中で、多くの西洋人と会い、西洋思想に触れ、多くの影響を受けました。王韜が西洋思想をどのように受容・消化・吸収し、また拒絶したかについて、考察を進めていきます。その活動が国内外に及ぼした影響(日本への影響も少なからずあります)にも目配りします。
科目目的
清末における西学東漸・東学西漸の状況に対する理解を深める。
到達目標
(1)欧米のプロテスタント宣教師の聖俗にわたる活動内容とその影響について知見を広める。
(2)中国の伝統思想を構成する要素の中、西洋思想や文化を受容した中国人が保持し続けたものとその理由について自分なりの見解を提出する。
授業計画と内容
第1講 ガイダンスと教材の説明
第一部:王韜和他的時代
第2講 王爾敏〈王韜在近代中國之思想先驅地位〉
第3講 張海林〈王韜的「天下觀」與改革思想〉
第4講 林啓彥〈王韜的中西文化觀〉
第二部:王韜的學術與思想
第5講 Lauren F. Pfister(費樂仁)〈王韜與理雅各對新儒家憂患意識的回應〉
第6講 李齊芳〈王韜的文學與經學〉
第7講 葉國洪〈王韜的辦學思想:變通、致用、通識與解難〉
第8講 郭國燦〈近代化的思想遞進:王韜與嚴復之比較〉
第三部:王韜的出版事業第
第9講 蘇精〈從英華書院到中華印務總局:近代中文印刷的新局面〉
第10講 李谷城〈王韜與香港近代報業〉
第11講 老冠祥〈王韜與《循環日報》〉
第四部:王韜的出版事業第
第12講 周佳榮〈在香港與王韜會面:中日兩國名士的訪港記録〉
第13講 王曉秋〈王韜日本之遊補論〉
第14講 李志剛〈從王韜晚年五札探其與理雅各牧師的交往〉
*進行状況によって内容が変更されることがあります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・指定したテキストや配布資料を事前に読み込んでおきましょう。
・発表担当分の訳稿を作成してもらいます。
・教材中の語句、事項や文法については、事前に調べておき、質問されたら答えられるようにしておきましょう。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 平常点 | 100 | 以下の4点に着目して評価します。 (1)教材のテキストの字句・典拠の下調べがきちんとできているか。 (2)語法に忠実にテキストを読解しているか。 (3)自分のなりに問題意識を持ってテキストに取り組んでいるか。 (4)テキストの読解を通して討議すべき課題をどれだけ見出すことができるか。 |
成績評価の方法・基準(備考)
以下の二つの条件をともに満たした場合に単位を認定します。
①公欠以外の欠席が4回以内にとどまっている。
②担当分の発表を行い、レジュメを含むその内容が一定の水準に達している。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教材・参考資料はプリントを配布します。参考文献は授業の中で随時紹介します。