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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:日本倫理思想研究ⅠA

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
日本倫理思想研究ⅠA 2025 前期 金2 文学研究科博士課程前期課程 日野 慧運 ヒノ エウン 1年次配当 2

科目ナンバー

LG-PE5-101L

履修条件・関連科目等

とくになし

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

本授業では『華厳経』の原典講読を行う。『華厳経』は初期大乗経典の一つに数えられるが、インド語原典の完本は知られておらず、むしろ漢語文化圏において盛んに信仰されたことで知られている。中国で確立した華厳思想における、一即一切義や仏性説、法界縁起説は、その後の仏教思想に大きな影響を与え、禅の思想の基盤にもなった。また日本近代思想においても、華厳思想における事物・事象の統一性や相互連関性という特徴は、西洋思想との対比において注目された。本授業では仏陀跋陀羅訳『大方広仏華厳経』(通称「六十華厳」,大正蔵No.278)を取り上げ、チベット語訳、またサンスクリット語原典(現存箇所のみ)も参照しつつ講読する。またあわせて法蔵『華厳五教章』などの関連箇所も講読し、華厳思想の理解を深めたい。『華厳経』は浩瀚・難解で知られるが、近現代的な意義の考察も交えるなどして、なるべく楽しく講読を進めるつもりである。なお、「日本倫理思想研究ⅠA」「同ⅠB」の内容は連続しているので、セットで受講するとよい。

科目目的

日本倫理思想に大きな影響を与えた『華厳経』について、原典に即して内容を理解する。あわせて、漢語仏典の読解に必要な基礎的な術語や概念、使用する辞書類などを覚える。

到達目標

『華厳経』の内容を理解する。また漢語仏典の読解に必要な基礎的な術語や概念、使用する辞書類などを覚える。

授業計画と内容

第1回 イントロダクション
第2回〜第14回 『華厳経』講読、華厳思想解説
※進度により上記の予定が変更になる場合があります。

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100 毎回の授業での発表、質疑応答

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

Zoomを使用する予定である。
タブレット等での受講も可だが、パソコンの使用が望ましい。

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

【テキスト】
『大方広仏華厳経』(大正蔵 vol. 9, No.278)
【参考文献】
鎌田茂雄『華厳の思想』(講談社),吉津宜英『法蔵 「一即一切」という法界縁起(構築された仏教思想)』(佼成出版会)

その他特記事項

参考URL

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