シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ドイツ社会誌特殊研究A | 2026 | 前期 | 火3 | 文学研究科博士課程後期課程 | 磯部 裕幸 | イソベ ヒロユキ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-DT6-105L
履修条件・関連科目等
授業で扱うテーマの連続性や継続した指導の必要性から、後期開講科目「ドイツ社会誌特殊研究B」も合わせて履修することを強く求める。
授業で使用する言語
日本語/ドイツ語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
授業テーマ:「リズムをめぐる文化史」
本授業では、19-20世紀のヨーロッパにおける音楽批評や音楽学の歴史に関連する日本語書籍を読みながら、近代ヨーロッパの文化史に関する基礎的な事項を理解し、あわせてその社会における音楽ひいては芸術の役割、あるいは芸術を成立させている仕組み、論理とその問題性について考察する。こうした分析を通して、近代ヨーロッパ社会の特徴と、当時そこで主導的な役割を担った市民階級の政治的、経済的、文化的価値観の分析へと視点を広げていきたい。
使用教科書
(教科書A)各自購入のこと!
・ルートヴィッヒ・クラーゲス(杉浦實訳)『リズムの本質』(みすず書房・1977/2022年)
(ISBN-13: 978-4622095606)
(教科書B)授業担当者がコピー(PDFファイル)を準備する
・川口由香「19 世紀ドイツにおける音楽思想ならびに音楽理論の変遷と展開」(『立命館大学人文科学研究所紀要』126(2021年)171-198頁)
(教科書C)授業担当者がコピー(PDFファイル)を準備する
・内藤久子「19 世紀『ナショナリズムの音楽』の美学」(『地域学論集(鳥取大学地域学部紀要)』12-1(2015年)113-135頁)
科目目的
本授業では、テキストの精読を通じて西洋近現代史、とりわけ20世紀のヨーロッパ史に関する知見を得ることと同時に、それをレジュメの作成とプレゼンテーションの実施を通じて他者に説明する能力を涵養することが目標である。
また博士論文構想について発表し、他者の評価を受けることで執筆に向けた準備を進めることも目指す。
到達目標
本授業では、学生が日本語テキストの精読を通じて、主に歴史学分野における正確な知識を得るとともに、それを土台にして物事を「歴史的に考える」こと、さらには自分の思考を他人に分かりやすく伝えることを目指す。こうしたことは、博士論文作成における「史資料読解」「史資料分析」「論文執筆ないしは論文成果プレゼンテーション」などの場面で必要不可欠な能力なので、受講者には意欲的な学修が求められる。
授業計画と内容
第1回 導入(1):19世紀ドイツにおける音楽理論(教科書B)
第2回 導入(2):近代ヨーロッパにおける音楽とナショナリズム(教科書C)
第3回 「序文」「現象研究の意味について」(教科書A 序章+第一章)
第4回 「拍子の仮現性」(教科書A 第二章)
第5回 「分節的持続性としてのリズム」(教科書A 第三章)
第6回 「意識と体験」(教科書A 第四章)
第7回 「リズムの打拍可能性について」(教科書A 第五章)
第8回 「反復と更新」(教科書A 第六章)
第9回 「リズムの時間・空間性」(教科書A 第七章)
第10回 「対極的持続性としてのリズム」(教科書A 第八章)
第11回 「拍子の生命内実について」(教科書A 第九章)
第12回 学生による研究計画発表(第1回目)
第13回 学生による研究計画発表(第2回目)
第14回 「展望」(教科書A 第十章+解説)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
・講読用テキストについては、発表の有無にかかわらず毎回該当箇所を精読し、歴史の流れをノートにまとめるなどして予習に励むこと
・発表を担当する場合、分かりやすいレジュメを作成し、またプレゼンテーションの練習をしておくこと
・予習や授業時間内で生じた疑問点は、早急に授業担当者に質問するか、自分で関連する文献にあたり解決すること
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 平常点 | 60 | 授業への出席・テキスト担当個所のレジュメ作成と授業での発表・議論への参加 |
| その他 | 40 | 授業発表内容や博士論文構想等につき授業担当者に相談、進捗状況の報告 |
成績評価の方法・基準(備考)
※ただし、以下のいずれかに該当する場合には、単位を認定しない。
①欠席が4回以上の者 ②授業態度が著しく悪く、他の受講生の勉学を妨げる者
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
使用教科書
(教科書A)各自購入のこと!
・ルートヴィッヒ・クラーゲス(杉浦實訳)『リズムの本質』(みすず書房・1977/2022年)
(教科書B)授業担当者がコピー(PDFファイル)を準備する
・川口由香「19 世紀ドイツにおける音楽思想ならびに音楽理論の変遷と展開」(『立命館大学人文科学研究所紀要』126(2021年)171-198頁)
(教科書C)授業担当者がコピー(PDFファイル)を準備する
・内藤久子「19 世紀『ナショナリズムの音楽』の美学」(『地域学論集(鳥取大学地域学部紀要)』12-1(2015年)113-135頁)