シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ロシア語8/ロシア語6 2年特設クラス(秋)/ロシア語8 2年特設クラス(秋)/ロシア語(Ⅷ)/ロシア語(Ⅵ)2年特設クラス(秋)/ロシア語(Ⅷ)2年特設クラス(秋)【2年31組・75組】 | 2025 | 秋学期 | 水5 | 法学部 | 佐藤 裕子 | サトウ ユウコ | 2年次配当 | 1 |
科目ナンバー
JU-RU2-008M
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/その他
授業で使用する言語(その他の言語)
ロシア語
授業の概要
1年次に学習したロシア語の基礎的な文法力、単語力を用いて、2年次には「読み」「書き」能力向上に重点を置き、より高度な文法知識の習得とロシア語能力検定試験3級の合格を目指します。
本科目では、プリントを配布し、関係代名詞、副分詞、形容分詞など比較的複雑な文法事項を学ぶと同時に、ロシア語能力検定試験合格へ向けて対策問題も解いていきます。さまざまなテキストの読解、実践的な会話の練習、そして視聴覚教材でのリスニング行い、ロシア語の総合的な「読む、聴く、話す、書く」力を強化していきます。
科目目的
これまで学んだ基礎文法(所有代名詞、形容詞、名詞の単数と複数の格変化、数詞を用いた表現、動詞のアスペクトや時制、運動の動詞など)や単語力(2年間の学習を通して約1000語の語彙力を身につける)を確実に自分のものとし、ロシア語能力検定3級(自由受験)の合格も目標とします。秋学期の授業では、その上で中級レベルのロシア語力を身につけていきます。中級レベルの文法と語彙力を用い、「読み」「書き」能力の向上を目指します。
到達目標
2年秋学期でも文法力の向上に重点を置きます。最初の一ヵ月はこれまで学んだ語学力の復習としてロシア語能力検定3級(自由受験)合格を目標とします。その後は配布プリントで形容分詞や副分詞などの文法事項を学び、同時に練習問題を繰り返し解くことによって中級レベルの文法力習得を目指します。その文法を用いてニュースや文学作品など様々な文章を読解できるようになることが目標です。
授業計画と内容
第01回 検定試験対策1 動詞の時制と命令形、格変化(名詞、形容詞、所有代名詞、指示代名詞)
第02回 検定試験対策2 形容詞・副詞の比較級、数詞
第03回 検定試験対策3 露文和訳、和文露訳(検定試験過去問、想定問題等)
第04回 副分詞 テキスト読解、検定試験対策
第05回 能動形容分詞 テキスト読解
第06回 被動形容分詞 テキスト読解(前半)
第07回 被動形容分詞 テキスト読解(後半)
第08回 テキスト読解(ロシアの新聞や雑誌)、映像資料(ニュース)のリスニング
第09回 テキスト読解(ロシアでの生活と文化,旅行)とそのロシア語作文、会話練習
第10回 テキスト読解と作文(日本の四季と習慣,手紙(ビジネスレターを含む))、会話練習
第11回 テキスト読解(現代ロシアの文化など)、映像資料のリスニング
第12回 テキスト読解(ロシア文学作品;プーシキンやチェーホフ)、映像資料(映画)のリスニング
第13回 テキスト読解(ロシア文学作品;ドストエフスキーやトルストイ)、映像資料(映画)のリスニング
第14回 テキスト(学生の要望を反映)読解、映像資料のリスニング、会話練習
受講生の理解度や習熟度、社会情勢によって、内容を変更することがあります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回1時間以上の予習・復習が必要です。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 30 | ロシア語能力検定試験に準じた文法項目に関する試験 |
期末試験(到達度確認) | 40 | テキスト翻訳、朗読、露作文など |
平常点 | 20 | 予習・復習を行った上での積極的な授業への参加、受講態度を評価します。 |
その他 | 10 | ミニテストや課題の提出の評価など |
成績評価の方法・基準(備考)
詳細は初回の授業時に説明します。
評価の前提条件:出席率が70%に満たない場合、中間・期末試験を未受験の場合は単位を取得できません。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaを用いた小テストやレポート提出
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書
桑野隆『初級ロシア語20課』(白水社)、西中村浩、朝妻 恵理子『ロシア語を始めよう』(朝日出版社)
今学期では講読用の教材を配布(manaba添付等)します。
参考書
辞書は『博友社ロシア語辞典』を推薦します。
中級レベル以上では『研究社露和辞典』、『岩波ロシア語辞典』を推薦します。
その他特記事項
基礎文法を復習し、履歴書にも書けるロシア語能力検定試験合格(ロシア語資格は珍しいため面接時などに武器になります)に向けて、、過去問題と対策問題に取り組んでいきましょう。授業で指定されたテキストや練習問題は事前に準備を済ませてから授業に臨んでください。随時、課題を出す予定ですが、課題は期限までに必ず提出してください。また、書籍やインターネットなどでロシアのニュースや映画を観るなど、日頃からロシア語に触れ、ロシアに関して興味あるテーマを調べ掘り下げてみましょう。
皆さんと一緒に学べることを楽しみにしています。質問等はメールでご連絡ください。