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シラバスデータベース|2026年度版

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ホーム > 講義詳細:美術B2

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
美術B2 2026 秋学期 火1 法学部 藤田 一人 フジタ カズヒト 3・4年次配当 2

科目ナンバー

JU-HO3-026L

履修条件・関連科目等

特になし。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 現代美術を理解する鍵は、表現方法や様式よりも、その背後にある思考や社会的構造の理解にあります。この世界の物事、目の前の現実を如何に捉え、意義と価値を見出し、日常生活や社会活動に反映させていくこと。美術もその一つの手段に他なりません。本講義では、古今東西の美術と周辺の文化状況を多角的に捉え、現代美術のリアルタイムな問題提起と存在意義を考察。さらに単なる現代美術の理解に留まらず、そこから思考を深め、独自の批評、そして創作へと繋げていきます。そこで受講者には、授業の対象となった表現手法や芸術思想に基づいた創作・批評も試みてもらいます。

科目目的

 本講義では、「“観る”“考える”“作る”の一貫」をテーマに、現代を生きる私たちの価値観や美意識を映し出す現代美術の諸相と意義を理解するとともに、それを活かして今日の混沌とした現状に対する考察力と、その先を開く想像力を養うことを目指します。そのために受講生には、多彩な現代美術の諸相を各々の生活感、等身大の感性で捉え、自身と自身を取り巻く社会が抱える様々な問題を探り出すこと、さらに、一見難解とされる現代美術の表現を読み解き、その問題意識を共有して、新たな自己表現へと繋げていくことを促します。現代の美術は作り手と見手、送り手と受け手が一体となって、新たな芸術的状況を生み出すことを理想としてきました。そのために、「音楽A」との交流授業とコラボレーション制作課題も実施。他分野の交流によって、既成概念に拘らない柔軟な思考を育むことを期待しています。

到達目標

 美術・芸術というと、特別なものと思いがちですが、その実体は私たちが帰属している社会構造の一環であり、その創作表現も日常で展開しているコミュニケーションにおいて自然に展開しています。つまり、美術とは自身の生活そのものであり、それを如何に豊かにしていくのかという模索です。同講義では、今日の美術の社会的構造、問題意識、表現手法、芸術概念を学ぶことで、その土壌である現代の社会状況を把握し、それを的確かつ柔軟に具現化できる表現力を養うことを目標にします。

授業計画と内容

1. 序章:“美術”という思想と機能

 [美術の社会的機能]
2. 表現の自由と公共性
3. 美術の理想と人間教育
4. 文化政策・国民的文化としての美術
5. 美術批評とジャーナリズム
6. 美術の経済効果と市場性

 [今日的表現力と鑑賞力]
7.美術と音楽(「音楽A」との交流授業)
8.美術と物語
9.美術と演劇、舞踏、映画
10. ニューメディアと美術の拡張
11. 日常における美的発見と再解釈
12. 人間的精神を育む宗教表現
13. 時代と地域に育まれるキャラクターの美学

14. 終章:個人と社会を繋ぐ美意識

授業時間外の学修の内容

授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

 予習、復習は特に必要ありません。但し、授業内容に応じて表現課題を随時出していきます。それについては、個々の工夫を凝らした創作表現を試み、次回授業時までにmanabaのレポート欄に提出のこと。また、作品形態よっては授業後に提出を求めることもあります。各課題は後日、授業において纏めて講評する他、レポート欄に個人個人の講評を記しておきます。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 60 期末レポート(創作課題と解説文章)の独創性、表現の的確さ、問題提起等、創作作品としての表現力と問題意識を総合的に評価。
平常点 30 各授業の際に課す課題(論評、創作表現)における発想の豊かさと表現意欲を評価。
その他 10 出席と課題提出。

成績評価の方法・基準(備考)

 基本的に、全授業出席、各授業時の全課題提出、期末課題提出。これらを達成することを基準に“B”評価(21年度以前の入学生は“C”評価)として、それに各授業課題、期末課題の内容で加点していきます。また、期末課題未提出者には、単位は与えられません。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

 各授業の課題に関しては、総合的な講評を行い、その際、質問も受け付けます。また、個々の講評に関しては、manabaのレポート欄に記載します。質問も随時受け付けます。

アクティブ・ラーニングの実施内容

実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

 各授業の創作課題に関して、特に「音楽A」との交流授業とコラボレーションに関しては、画材等を持参して、教室等の現場での作品制作があります。

授業におけるICTの活用方法

タブレット端末

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

 各授業に関わる美術作品につていは、資料の配布や映写を行いますが、主要なものはmanabaのコースコンテンツにアップしますので、スマホやタブレットで身近に確認しながら、授業を受けることができます。

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

 私自身は、「美術評論家」「美術ジャーナリスト」として、今日様々に展開されている芸術活動や文化行政等を取材し、新聞、雑誌等で批評活動をしています。

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

 私の日々の取材体験をもとに、特にカリキュラム後半の「今日的表現力と鑑賞力」では、出来る限りリアルタイムの問題を取り上げていくつもりです。また、そうした未だ答えの出ていない問題に対して、授業中に受講生の意見を聞くとともに、「音楽A2」との交流授業に際しては授業時間内に作品制作も試みます。

テキスト・参考文献等

(テキスト)
既存の教科書は使用せず、授業ごとにレジュメと資料を配布。また、参考文献と一部作品図版はmanabaのコースコンテンツにアップします。

その他特記事項

 基本的に上記の計画に従って授業を進めていきますが、美術・芸術に関して注目すべきニュース、話題があれば、随時採り上げていくつもりです。よって、多少授業内容に変更があるかもしれません。また、音楽A2とのコラボレーションの他、積極的に作品創作を取り入れますので、マジックや色鉛筆、ハサミ、糊等の持参を求めることがあります。

参考URL

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