シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ヨーロッパ社会文化論B/特殊講義(現代ドイツの歴史と社会Ⅰ) | 2026 | 前期 | 火4 | 総合政策学部 | パッハー アリス | パッハー アリス | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-AT2-0005
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義は日本語で行われるため、ドイツ語履修者以外の履修も可能である。
本講義は、ドイツ・オーストリアを中心とするドイツ語圏社会を対象に、社会学の視点からヨーロッパの社会・文化を考察する。歴史的背景を踏まえつつ、日常生活における社会的相互行為(ルール、公共性、コミュニケーション、ユーモアなど)や、労働、家族、ジェンダー・セクシュアリティ、教育、移民、ナショナリズムといったテーマを取り上げる。具体的な事例を通して、社会や文化がどのように形成され、人々の行動や価値観に影響を与えているのかを学ぶ。
科目目的
本講義の目的は、ドイツ語圏社会の社会構造や文化的特徴を社会学的に理解するとともに、日常生活において「当たり前」とされている行動や規範を相対化する視点を身につけることである。ヨーロッパ社会の事例を通して、社会や文化が自然なものではなく、歴史的・社会的に構築されてきたものであることを理解し、日本社会を含む他社会を批判的に捉える力を養う。
また、幅広くドイツ語圏の基礎知識を学習することによって、履修者は自らドイツ語圏を対象にした研究を行えるようになることが本講義の目的です。
到達目標
・ドイツ・オーストリアを中心とするドイツ語圏社会の歴史的背景と社会的特徴を説明できる。
・日常生活における社会的相互行為を社会学的に捉え、具体例を用いて説明できる。
・ジェンダー、家族、労働、教育、移民などのテーマについて、社会構造や不平等の観点から考察できる。
・ヨーロッパ社会と日本社会を比較し、自明視されがちな価値観や規範を相対化して考えることができる。
授業計画と内容
第01回 授業説明、社会学とは何か
第02回 文化とは何か
第03回 宗教行事(イースター)
第04回 ドイツ・オーストリアの歴史
第05回 社会的相互行為と日常生活(「ルール社会」と公共性)
第06回 コミュニケーションと文化
第07回 労働・組織・社会政策
第08回 家族・親密性・政治
第09回 ジェンダー平等の「成功」と「矛盾」
第10回 教育と階層
第11回 移民・多文化社会
第12回 社会運動(コミュニティー論)
第13回 戦後オーストリアとナショナリズム
第14回 まとめ
*履修者の理解度や興味により、順番が入れ替わったり、内容が多少変わる場合があります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回、授業資料をmanabaに載せるので、授業が終わった後に復習すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 期末試験(到達度確認) | 40 | 講義の内容に関する試験を行います。(対面) |
| その他 | 60 | ①グループ発表。一つの講義に関係があるものについてグループ発表を行ってもらいます。(1回のみ、10分程度)内容とプレゼン方法を評価します。 ②復習クイズの作成。一つの講義の内容に基づいて履修者向けの復習クイズを作成してもらいます。(1回のみ・グループ作業)次回の講義の初めに、他の履修者はクイズに答える(各講義・個人・5分程度)。 ③各講義に関する短い課題を解いてもらいます。(各講義・個人) |
成績評価の方法・基準(備考)
・復習クイズへの解答と課題の提出は出席確認にもなります。復習クイズに答えなかったこと、あるいは課題を提出しなかった回数が4回以上の場合、E判定とします。
・同じく、グループ発表に関わらなかった場合、E判定とします。
・欠席・遅刻について正当な理由がある場合(感染症や重度な傷病・忌引・交通機関の遅延など)については、証明書の提出に基づいて、ドイツ語担当教員の成績会議で配慮の有無を判断します。軽度の傷病や授業外の活動(サークル、部活など)による欠席・遅刻はとくに配慮しません。
・当たり前ですが、授業中のスマートフォン、居眠り、おしゃべり、食事は禁止します。
・以上の関して、教員が注意しても繰り返される場合には、授業への参加意欲がないと見なし、欠席扱いする場合もあります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
グループ発表と個人課題に関するフィードバックを行う。
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
Manabaにおけるグループワーク、課題提出、テスト実施。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業で必要なレジュメは教室で配布、あるいはmanabaに載せる予定です。
参考文献
・アンソニー ギデンズ「社会学 (改訂第3版)」1998 (而立書房) ISBN:4880592501
・水野博子「戦後オーストリアにおける犠牲者ナショナリズム:戦争とナチズムの記憶をめぐって」2020 (ミネルヴァ書房) ISBN:4623088626
・水野博子、川喜田敦子 「ドイツ国民の境界」2023(山川出版社)ISBN:4634672588
その他特記事項
この科目は、1コマ100分の授業を前提に14回授業を実施します。