シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 対話の哲学 | 2026 | 通年 | 金2 | 文学部 | 大川 真、佐藤 陽祐 | オオカワ マコト、サトウ ヨウスケ | 2年次配当 | 4 |
科目ナンバー
LE-VP2-J110
履修条件・関連科目等
この科目は2021年度以降入学生向けの科目である。
この授業は対面形式によって行われる。授業では最後の20分間で「選好の変容」(自己意見の変化)をオンラインレポートにて書いて提出してもらうので、ノートパソコンやタブレットパソコンなどを教室に持参すること。
また前期後期それぞれ5回以上の欠席があった場合には、その時点で単位履修はできない。また遅延証明等のない遅刻(授業開始から5分以上経過の入室)は平常点の大幅な減点(10点換算で3点減点)を行い、30分以上の遅刻者は欠席と同じ扱いとする。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
哲学・思想上の重要なテーマについて、専門領域を大きく異にする二人の教員が解説し、縦横無尽に語り合う(カケアイ哲学)。学生はグループに分かれて二人の教員が行った議論の要点を整理し、さらに自分たちのグループで深めたい視点を絞り、熟議を行う。各グループはその成果を発表し、別のグループの発表を聞いて、自分たちの議論で気づかなかった点や議論を深化させていくために必要な点などを振り返る。毎回、最後の20分間で「選好の変容」(自己の見解の変化)をオンラインレポートにて書いて提出してもらうので、ノートパソコンやタブレットパソコンなどを教室に持参すること。
なお今年度の前期テーマは「自然」、後期テーマは「自由」。
科目目的
西洋思想、東洋思想・日本思想をそれぞれ個別的な視点で理解するのではなく、世界哲学の視点から、それぞれの地域・文明・時代で勃興した哲学・思想を理解していく。
到達目標
一つの専門分野に関して正確な深い知識を持ちつつも、常に比較思想的な視座を持ち、他者との対話によって、協働的に様々なテーマを深く理解・追求していく態度を身につけることを目標とする。
授業計画と内容
前期 統一テーマ「悪」
第1回 ガイダンス(担当者の自己紹介。授業の意図・進め方・成績評価の説明)
第2回 天譴説、記紀神話における「罪」
第3回 ライプニッツの『弁神論』―最善世界においてなぜ悪があるのか―
第4回 国学における「悪」の説明―本居宣長の「神」観念
第5回 カントにおける悪―人間は悪である―
第6回 関東大震災と知識人
第7回 ニヒリズムと悪―ニーチェの見た悪―
第8回 前期第2~7回までのテーマの振り返りとグループ熟議
第9回 政治と「必要悪」
第10回 ハンナ・アーレント『エルサレムのアイヒマン』に見る悪について
第11回 「正戦論」をめぐって
第12回 現代社会における悪とはなにか―公害問題と悪―
第13回 「不正義」と悪―是正されるべき悪とは―
第14回 前期9~13回までのテーマの振り返りとグループ熟議
後期 統一テーマ「科学」
第1回 中国古代の陰陽五行説
第2回 科学と哲学の関係について
第3回 志筑忠雄の蘭学の世界
第4回 因果と目的論について
第5回 幕末の仏教天文学
第6回 「電子は存在する」となぜ言えるのか―科学的実在論―
第7回 後期第1~6回までのテーマの振り返りとグループ熟議
第8回 心は自然科学的に理解しうるか―意識のハードプロブレム―
第9回 明治初期の啓蒙主義
第10回 科学とはなにか―科学と疑似科学―
第11回 西田幾多郎と物理学
第12回 専門知はもういらないのか―ポスト・トゥルース時代の科学―
第13回 科学技術と人類
第14回 後期第8~13回までの振り返りとグループ熟議
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 平常点 | 100 | 授業内で行われる熟議をもとに、「選好の変容」、すなわち自己の意見が他者との話し合いによってどのように変化したのかを、授業内にオンラインレポートにて提出してもらう。採点にあたっては、授業の理解度や記述の論理性、論点の深掘りなどを総合的に判断する。単なる持ち前の知識の披瀝に終わるレポートでは高得点は取れない。 |
成績評価の方法・基準(備考)
毎回の小レポートの合算によって成績評価を行う。
前期後期において、それぞれ5回以上の欠席があった場合はその時点で単位を認定しない。
また前期後期5回以上の欠席をしないことは必要条件であって、十分条件では無い。それぞれ4回以内の欠席であったとしても、遅刻が多かったり、毎回のレポートで内容が不十分であれば合格点には到達できない。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
資料やレジュメをmanaba上で前日までにpdfでアップしていくので、各自でダウンロードしていくこと。
関連する参考文献は随時授業内で指示をする。