シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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文化論B1 | 2025 | 春学期 | 水4 | 法学部 | 谷口 博史 | タニグチ ヒロシ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-HO3-003L
履修条件・関連科目等
特別なことは何も求めませんが、日本史や世界史などに関しての常識的な知識があれば大丈夫かと思います。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
フランス文化と日本文化の関わりについての授業です。
科目目的
フランスの文化に関して理解を深めるとと同時に、日本の文化に関して新たな視点を獲得すること。
到達目標
あえて抽象的に記すことにします。
複雑にからみあった事象を単純化して物事の本質を見通すことも重要ですが、またそれとは逆に、一見すると単純に思える事柄を分析して、そこに複数の契機が働いていることを見て取るのも、やはり大切だと思います。むしろ後者の方が難しいかもしれませんが、そうした二重の視点をもって、つねに判断する姿勢を養うことを授業の目標とします。
授業計画と内容
最初に、「日本人にとってのフランス文化」という視点から、フランス文化への接近を試みる。150年の交流の歴史のなかで、現在われわれが抱くようなフランスのイメージがいかにして形成されたかを考える。
第1回 導入
第2回 サブリナが教えてくれるもの
第3回 フランスのイメージについて
第4回 現代日本人がフランスに求めるもの
第5回 フランスのイメージの変遷
第6回 日本の文化人がフランスに見たもの
第7回 イメージに関するまとめ
第8回 イメージの変遷の理由について考える
第9回 フランス文化の導入について
第10回 あるフランス陸軍士官について
第11回 遣欧使節について
第12回 ボアソナードについて
第13回 中江兆民について
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
特に予習は必要ありません。配布した資料を授業後に熟読してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 80 | 授業で学んだことをきちんと自分の言語で表現できれば合格とする。 |
平常点 | 20 | 出席状況を評価の対象とする。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書はありません。授業中に、毎回プリントを配布します(ただしこのプリントは資料であって、レジュメではありません)。