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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:文化社会学特講B

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
文化社会学特講B 2025 後期 木1 文学研究科博士課程前期課程 辻 泉 ツジ イズミ 1年次配当 2

科目ナンバー

LG-SC5-302L

履修条件・関連科目等

大学院の特講であるので、受講にあたっては以下の条件を満たすこと。
①メディア論・文化社会学に対する問題関心が高いこと。
②中央大学文学部社会情報学専攻の学士号(またはそれと同等以上の学力)を有すること。
③卒業論文(またはそれに準じる論文など)等によって論理的思考を有することが証明されること。
④外国人留学生については、日本語能力試験N1レベル以上の日本語能力を有すること(日本語を母語とする者はその限りではない)。

※他専攻の院生、留学生などの受講も歓迎いたしますが、受講前に担当者に連絡をして、これらの条件を満たしうるかどうか、履修の許可を得てからにしてください。

授業で使用する言語

日本語/英語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 メディア論・文化社会学に関する文献を輪読しながら、それに関わる社会現象を理解するための、理論枠組みを習得することを目指す。 
 初回に、各回ごとに読む文献および担当者(報告書とコメンテーター)を決め、毎回丁寧に読み進めながら、議論を深める。報告者は当該文献の要約、コメンテーターは難解な語句や議論すべき点、感想などについて、それぞれレジュメを作成してくること。また当然のことながら、それ以外の出席者も、必ず文献を読んできた上で、活発に発言すること。
 なお基本的には、上記のような進め方を予定しているが、適宜参加者の要望も取り入れながら、柔軟に対応することも考えている。例えば、希望があれば各自の研究テーマに関するオリジナル報告および議論の機会も、設定することもありうる。また、参加者の問題関心、読解能力から判断して、英語文献の輪読を行い、海外の最新事情に関する論文の輪読を行うこともありうる。

科目目的

メディア論・文化社会学における基礎理論の理解を目的とする。

到達目標

基礎的な理論枠組みを習得した後は、それを元に、実際の現象について、自分なりの分析・知見・意見を持てるようになってほしい。単なる感想ではなく、実証研究による知見に基づく、社会への提言ができるようになってもらいたい。 

授業計画と内容

第1回 後期ガイダンス
第2回 文化と文化のダイヤモンド (プレゼンテーション、ディスカッション)
第3回 文化的意味 (プレゼンテーション、ディスカッション)
第4回 社会の創造物としての文化 (プレゼンテーション、ディスカッション)
第5回 文化の生産、分配、そして受容 (プレゼンテーション、ディスカッション)
第6回 社会問題の文化的形成 (プレゼンテーション、ディスカッション)
第7回 文化と組織―多文化世界における業務処理 (プレゼンテーション、ディスカッション)
第8回 技術・共同体と地球文化 (プレゼンテーション、ディスカッション)
第9回 マス・コミュニケーション効果研究小史(マス・コミュニケーション効果研究の推移/ 効果モデルと受け手イメージの変遷) (プレゼンテーション、ディスカッション)
第10回 初期の代表的研究(「コミュニケーションの流れ」研究/ 「利用と満足」の研究(Uses and Gratifications Studies) ほか) (プレゼンテーション、ディスカッション)
第11回 初期効果研究に対する批判と展開(「コミュニケーションの流れ」研究に対する批判と展開/ 「利用と満足」研究に対する批判と展開 ほか) (プレゼンテーション、ディスカッション)
第12回 新効果論(マス・メディアの「議題設定機能」仮説/ 「沈黙の螺旋状過程」仮説―世論形成におけるマス・コミュニケーションの役割 ほか) (プレゼンテーション、ディスカッション)
第13回 効果研究の今後の課題(多様な効果論の底流と新たな展開/ 効果研究の今後の課題) (プレゼンテーション、ディスカッション)
第14回 出席者のオリジナル研究発表会 (プレゼンテーション、ディスカッション)

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

オリジナル報告については、各自のテーマに従って、文献資料や各種のデータ収集など、常日頃から問題意識を持った取り組みが求められる。
文献購読については、担当者以外の出席者も、全員が当然のことながら熟読してくること。その上で、授業後もディスカッションが継続されることが好ましい。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100 第一に、授業期間中一回以上課される授業中での発表およびその内容、第二に、発表以外も含む議論への参加状況、第三に、その他の状況、以上から総合的に判断する。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

タブレット端末

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

<テキスト>
『文化のダイヤモンド―文化社会学入門』W. グリスウォルド著/小沢一彦 訳、玉川大学出版会
『マス・コミュニケーション効果研究の展開 改訂新版』田崎篤郎・児島和人編著、北樹出版
※受講生と相談のうえ、変更することもありうる。

その他特記事項

参考URL

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