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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:特殊研究Ⅱ(社会思想・倫理)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
特殊研究Ⅱ(社会思想・倫理) 2025 通年 土5 総合政策研究科博士課程後期課程 横山 陸 ヨコヤマ リク 2年次配当 4

科目ナンバー

PG-IF6-302L

履修条件・関連科目等

 授業担当教員が博士論文の指導教員でない場合には、履修前に授業担当教員に連絡・相談してください。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

この授業では、主にドイツ近現代の哲学・社会思想・倫理学に関する難解な文献を講読します。本年度は、ドイツの哲学者マックス・シェーラーの小論「宇宙における人間の地位」(1928年)の文献講読をドイツ語で行います。同書は哲学的人間学の古典として知られていますが、それは哲学(現象学)と実証科学(生理学、医学、心理学)とを統合しようとする企てに他なりません。学際研究・総合政策研究という見地からも本書に学ぶことは多いでしょう。ドイツ語の文献講読を主とするため、受講者は中級程度のドイツ語ができることが望ましいですが、ドイツ語が苦手な学生は適宜、日本語訳を参考にしても構いません。
また、論文指導については参加者の事情に応じて、適宜、研究発表などを行ってもらいます。詳しくは初回のゼミで話し合いたいと思います。

科目目的

本演習の目的は以下のとおりです。(1)難解な哲学・倫理学のテキスト資料を正確に読み解く能力を習得すること。(2)さらに、テキストの正確な読解に基づいて、論理的に自らの意見を展開し、他の学生と議論できる能力を習得すること。


到達目標

本演習の到達目標は、以下のとおりです。(1)難解な哲学・倫理学のテキスト資料を正確に読み、その内容を自分の言葉で説明できること。(2)正確な読解に基づき、自分の考えを論理的に展開できること。また他の学生の意見に論理的・批判的に応答できること。

授業計画と内容

以下を予定していますが、参加者の人数とレベル、さらに興味関心に応じて変更する可能性もあります。

●前期
第01回 ガイダンス
第02回 『宇宙における人間の地位』7-9頁の講読とディスカッション
第03回 『宇宙における人間の地位』10-12頁の講読とディスカッション
第04回 『宇宙における人間の地位』13-15頁の講読とディスカッション
第05回 博士論文に関する研究報告(1回目)発表
第06回 博士論文に関する研究報告(1回目)議論と再検討
第07回 『宇宙における人間の地位』16-18頁の講読とディスカッション
第08回 『宇宙における人間の地位』19-21頁の講読とディスカッション
第09回 『宇宙における人間の地位』22-24頁の講読とディスカッション
第10回 『宇宙における人間の地位』25-27頁の講読とディスカッション
第11回 『宇宙における人間の地位』28-30頁の講読とディスカッション
第12回 『宇宙における人間の地位』31-33頁の講読とディスカッション
第13回 博士論文に関する研究報告(2回目)発表
第14回 博士論文に関する研究報告(2回目)議論と再検討

●後期
第01回 博士論文に関する研究報告(3回目)発表
第02回 博士論文に関する研究報告(3回目)議論と再検討
第03回 『宇宙における人間の地位』35-37頁の講読とディスカッション
第04回 『宇宙における人間の地位』38-40頁の講読とディスカッション
第05回 『宇宙における人間の地位』41-43頁の講読とディスカッション
第06回 『宇宙における人間の地位』44-46頁の講読とディスカッション
第07回 『宇宙における人間の地位』47-49頁の講読とディスカッション
第08回 博士論文に関する研究報告(4回目)発表
第09回 博士論文に関する研究報告(4回目)議論と再検討
第10回 『宇宙における人間の地位』50-52頁の講読とディスカッション
第11回 『宇宙における人間の地位』53-55頁の講読とディスカッション
第12回 『宇宙における人間の地位』56-58頁の講読とディスカッション
第13回 『宇宙における人間の地位』59-61頁の講読とディスカッション
第14回 『宇宙における人間の地位』62-64頁の講読とディスカッション

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100 テキストを正確に読解できているかどうか、テキストの読解に基づいて、自分の意見を論理的に展開できているかどうか。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

【テキスト】
Max Scheler, Gesammelte Werke Band 9, A Francke AG Verlag, Bern 1976

その他特記事項

参考URL

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