中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

テキストサイズ

  • 小
  • 中
  • 大
  • フリーワード検索
  • 条件指定検索
  • シラバスデータベース(学部・大学院)
  • ビジネススクール(MBA)
  • ビジネススクール(DBA)
  • 研究者情報データベース

ホーム > 講義詳細:法学基礎演習A2

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
法学基礎演習A2 2025 秋学期 火4 法学部 富田 真紀 トミタ マキ 1年次のみ 2

科目ナンバー

JU-AD1-006S

履修条件・関連科目等

特に要件はありません。シラバスの内容に興味があり、やる気があれば、誰でも受講可能です。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

「グローバル社会と自分」というテーマで、プレゼンテーション、グループワーク、ディスカッション等を行いながら、秋学期は日本以外の国(一か国または数か国)に焦点を当て社会課題と法について学び、自分の強みや価値観を踏まえてグローバル社会とどのように関わりキャリアを追求するのかを考えます。併せて、プレゼンテーションやアカデミックライティングを通して、大学で学んでいく上で基本となるアカデミックスキルを身に着けます。

この授業は「教わる」のではなく、「自ら考えて動いて学ぶ」授業です。その際、個人学習ではなく、クラスメートとの協働を通して、考えを共有し合い、お互いから学び合いながら、考えや視野を広げていきます。参加型授業を基本としており、殆どの授業回において授業外で実施された課題をもとに授業を展開していく反転形式で行います。このため、課外での学習活動、履修者の積極的な参加・態度が求められます。

難易度が高くてついていけないというような内容や活動はありません。基礎から学んでいきますので、学びたい、成長したいという気持ち・姿勢があれば、自らの成長・達成感を得られる授業構成となっています。

科目目的

【春学期・秋学期共通】

授業活動を通して、
 1 日本およびグローバル社会にどのような課題があるのか
 2 それらの課題に対してどのような法があり、政策・取り組みが実施されているのか
 3 自国、自分はどのような価値観、強みや弱みを持ち、どのような環境に置かれているのか
 4 1-3を踏まえて自分はどのようにグローバル社会に参加していくのか(どのような進路に進むのか)
 5 4を成し得るために大学時代に何を学び、経験するのか
に対して、入学時よりも明確になっていることを目指します。

また法学基礎演習の共通目標であるスキル面の向上として、
 6 大学での学習を進めていく上で必要となるアカデミックスキルと作法の習得
   (アカデミックレポート・論文の書き方(パラグラフとトピックセンテンス)、情報収集・精査、
    論理的思考力と根拠の提示、文章表現力・伝える力、情報源の提示・参考文献の引用方法等)
 7 グループ課題を通じた協働力(=グループ・チームでの動き方・働き方、人間関係・信頼関係構築力、
   コミュニケーション、課題の進め方と意見のまとめ方、グループワークの難しさと可能性の体得)
も目指しています。

到達目標


【春学期・秋学期共通】

1.日本およびグローバル社会における課題に対する知識を広げ、深め、自分事として捉えられる(=想像力・共感力を磨く)。
2.日本およびグローバル社会における課題に対して自分の考えをもっている。
3.自分の考えをわかりやすく且つ論理的に口頭及び文章で伝えられる。
4.アカデミックなレポート(論文)や発表資料を作成する上でのスキルおよびルール・作法を習得している。
5.協働力(グループで働く力)を身に着けている。
6.自分はグローバル社会の一員としてどう生きていくのか、そのために大学時代に何をするか、大学で学ぶ動機が入学時より明確になっている。

授業計画と内容

第1回 授業の流れ、春学期講評・成績評価について、目標と計画、SDGsとは?
    アカデミックライティングと参考文献の引用方法の確認、プレゼンテーション課題の確認
第2回 【グループワーク】SDGsカードゲーム、ゲームの振り返り
第3回 【ディスカッション】SDGsカードゲームからの学び、「グローバル」・「グローカル」とは?
     「グローバル・スタンダード」の是非、プレゼンテーション準備
第4回 【プレゼンテーション】グローバル社会における社会・開発課題 1回目(Aグループ)
第5回 【プレゼンテーション】グローバル社会における社会・開発課題 1回目(Bグループ)
     第8-9回授業のワークシートの課題説明
第6回 【プレゼンテーション】グローバル社会における社会・開発課題 2回目 修正版(Aグループ)
第7回 【プレゼンテーション】グローバル社会における社会・開発課題 2回目 修正版(Bグループ)
第8回 【ディスカッション】プレゼンテーショントピックに関する議論、ミニ論文ピア・レビュー
第9回 【ディスカッション】自分の国(の人)の価値観と特徴
第10回 【ディスカッション・グループワーク】自分の国・社会の可能性(SWOT分析)
第11回 【ディスカッション】自己分析(価値観・SWOT)、他己評価
第12回 【ゲストスピーカー】卒業生の経験談「グローバル社会とキャリア」(仮)
第13回 【ディスカッション】ゲストスピーカーのお話の振り返り、「安定」と「失敗」の定義、
     グローバル市民とは?、キャリア設計(進路)と大学時代にしておくべきこと
第14回 【プレゼンテーション(個人)】1年の学びと今後「自分はグローバル社会とどう向き合うか」、1年のまとめ

※ グローバル課題のプレゼンテーショントピックはクラスの希望・興味を踏まえて決定します。
※ 授業内容は諸事情により変更になる可能性があります。
※ 第4~7回のプレゼンテーションに関して、ディベート形式のプレゼンテーションにする可能性があります。
※ 1月上旬、1年間の学びを整理するために、各履修生と個別に振り返りインタビュー(オンライン、1人最大1時間程度)を実施する予定です。

<重要>
※ 第2回のSDGsカードゲームは2時間強を要するため、9月末(27日・28日)に補講を行う予定です。日程を決めるまで、学事以外は上記日程は必ず空けておいてください(諸事情でどうしても難しい場合は、翌週10月上旬(10月4日・5日)に行います。)また、ゲストスピーカーの都合等により11月中旬~12月上旬の土曜または日曜日に補講を行う可能性があります。14回の授業を12月までに実施し、授業は年内に終える予定です。

授業時間外の学修の内容

授業終了後の課題提出/その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

レポート・ミニ論文、プレゼンテーション準備、ワークシート、その他課題

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 35 グローバル課題のミニ論文:15%
最終レポート:20%
平常点 30 毎回の学びのシート:15%
毎回の授業での発言・貢献度、積極的な参加態度:20%
その他 35 グローバル課題のプレゼンテーション(グループプレゼンテーション):15%
その他課題(ワークシート、上記以外のレポート・課題等):15%

成績評価の方法・基準(備考)

注1)主体的な学習活動中心の授業構成であるため参加を重視します。
   一学期に3回以上の欠席は単位取得に影響する可能性があります。
注2)最終レポートが未提出の場合、総合的な学習成果を確認できないため単位取得不可となります。
注3)遅刻・早退(電車遅延等の事情は考慮)は、時間に応じ平常点で調整します。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う/その他

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

学生同士のフィードバック・ピアレビュー

アクティブ・ラーニングの実施内容

反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

タブレット端末/その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

PC(オンラインで授業を行う場合は、WebEx・ZOOMを使用)
Manaba(大学授業システム)

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

①担当教員
・民間企業での実務(エンジニア、マーケティング)
・日本語教育
・国際機関(UNICEF、UNESCO)、国際協力機構等での国際協力実務(アフリカ、アジア、日本の本部)
・(大学での)グローバル教育、海外プラグラムの企画・調整・引率

②ゲストスピーカー
・中央大学の卒業生または類似したバックグランドでグローバルな実務経験をもつ方
 2022年度例:中央大学文学部卒、海外青年協力隊経験者
 2023年度例:中央大学法学部卒、東南アジアでの法律事務所起業・グローバルビジネス等の実務者
 

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

①担当教員
自らの民間企業および海外での実務経験を踏まえて、グローバル教育(グローバル社会の一員としてどのように生きていくか、キャリアを積んでいくか)を体現するようなシラバスになっています。
プレゼンテーションに対するフィードバックや様々なアカデミックスキルの説明の過程で、担当教員の実務経験やそれに基づく考え方・価値観が反映されてくると思います。また、秋学期の授業の最後で、担当教員の実務経験を事例を共有しながら、一年の学びをまとめていきます。

②ゲストスピーカー
「グローバル社会とキャリア」をテーマに、ご本人の経験談を中心とした講義

テキスト・参考文献等

特にテキストは設定しませんが、その都度必要な文献や情報源を共有します。

【参考図書】(春学期・秋学期共通)

東北大学学務審議会、高度教養教育・学生支援機構(2017)『東北大学レポート指南書』.
木下是雄(1981)『理科系の作文技術』中央公論新社.
久間月慧太郎 (作画)・木下是雄(原作)(2018)『まんがでわかる理科系の作文技術』中央公論新社.

ジェームス・クリアー(2019)『ジェームス・クリアー式複利で伸びる1つの習慣』パンローリング 株式会社..
マーク・ガーソン・松本裕訳(2010)『世界で生きる力―自分を本当にグローバル化する4つのステップ』英治出版.
吉野源三郎 (1982)『君たちはどう生きるか』岩波文庫.
鷲田清一 (2011)『だれのための仕事:労働vs余暇を超えて』講談社学術文庫.
渋澤 健(2020)『 SDGs投資 資産運用しながら社会貢献』朝日新聞出版.
デイビッド・ヒューム (2017)『貧しい人を助ける理由』日本評論社.

その他特記事項


参考URL

検索結果に戻る

  • フリーワード検索
  • 条件指定検索

TOP

  • プライバシーポリシー
  • サイトポリシー
  • 中央大学公式サイト
Copyright (c) Chuo University All Rights Reserved.