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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:労使関係論

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
労使関係論 2025 前期複数 火3,金1 経済学部 鬼丸 朋子 オニマル トモコ 3年次配当 4

科目ナンバー

EC-SL3-27XX

履修条件・関連科目等

雇用・労働に関するテーマに関心があること。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

<学位授与方針と当該授業科目の関連>
 この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
 日本における雇用・労働の現状について、労使関係の枠組みを用いながら概観する。その際、適宜、時事問題等を取り上げながら、現在の日本が抱える雇用・労働問題を政労使それぞれがどのように捉え、利害調整を行おうとしているかをみる。なお、授業の進度によって、講義計画を予告なく変更・調整する可能性があるので十分注意されたい。変更の際は、都度講義中に指示する。

科目目的

(1) 「労使関係」に関する基本的な知識を習得すること。
(2) 「労使関係」の歴史的経緯や現状の理解を深めること。

到達目標

(3) 講義で学んだ内容を踏まえながら、自らに密接にかかわる問題として「日本における働き方・働かせ方」を、理論的に考察できるようになること。

授業計画と内容

1:ガイダンス―授業計画、授業の進め方等
2:労使関係論とは何か(1)(政労使)
3:労使関係論とは何か(2)(労使関係の理論)
4:労働組合とは何か(1)(基本知識)
5:労働組合とは何か(2)(労働組合の役割)
6:日本の労使関係(1)(全国レベル)
7:日本の労使関係(2)(産業レベル)
8:日本の労使関係(3)(企業レベル 企業別組合の現状と課題)
9:戦後日本の労使関係の歴史(1) (1945年~)
10:戦後日本の労使関係の歴史(2) (春闘を軸に)
11:戦後日本の労使関係の歴史(3) (1990年代以降)
12:これまでの授業内容の振り返り・総括(日本的労使関係の歴史を整理する)
13:日本の労使関係システムの変容(1)(春闘の変容)
14:日本の労使関係システムの変容(2)(日本的雇用慣行の変容の概要)
15:日本の労使関係システムの変容(3)(日本的雇用慣行の変容と今後の労使関係のあり方)
16:日本の労使関係システムの変容(4)(雇用形態の多様化Ⅰ・女性非正規)
17:日本の労使関係システムの変容(5)(雇用形態の多様化Ⅱ・若年非正規)
18:日本の労使関係システムの変容(6)(雇用形態の多様化Ⅲ・高齢者)
19:これまでの授業内容の振り返り・総括
20:集団的労使関係と個別労働関係紛争(1)(個別労働関係紛争とは)
21:集団的労使関係と個別労働関係紛争(2)(個別労働関係紛争の実態)
22:集団的労使関係と個別労働関係紛争(3)(個別労働関係紛争の解決に向けて)
23:政府からみた労使関係(1)(厚生労働省の概要)
24:政府からみた労使関係(2)(労働基準監督)
25:経営者団体からみた労使関係(1)(日本経団連の概要)
26:経営者団体と労使関係(1)(今後の日本経団連に求められる役割とは)
27:国際労働機関(ILO)
28:全体の総括(日本的労使関係の現状と今後の展望)

※講義の中でゲストスピーカーの招聘を予定している。しかし、シラバス入稿時点では日程を確定することができない。そのため、具体的なスケジュールについては、授業中に都度指示する。授業中のアナウンスに十分留意されたい。

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

 履修にあたっては、事前に配布した授業資料を読み込むこと、授業終了後に授業内容を振り返り、書籍やインターネット等を活用しながら、さらに授業内容の理解を深めることがもとめられる。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
中間試験 45 授業期間中に複数回・不定期(事前予告なし)の小テストを実施します。複数回の小テストを合計すると、45点満点になります。詳細については授業内で説明します。
期末試験(到達度確認) 55 期末に筆記試験を実施します(記述問題)。期末試験は55点満点です。詳細については授業内で説明します。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

その他

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

 授業時あるいは課題提出時に、必要に応じて適宜manabaを使用します。

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

 講義資料配布あるいは課題提出に際して、必要に応じて適宜manabaを使用します。

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

日本語
いいえ

英語
No

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

 可能な範囲で、実務経験者をゲストスピーカーとしてお招きして、現状と課題をお話しいただこうと考えております。(新型コロナウイルス感染症との兼ね合いで、どの程度実現するか不明な点がありますので、決定し次第授業中に適宜アナウンスいたします。)

テキスト・参考文献等

・テキストは使用しない。
・毎回の授業時に、授業資料を配布します。

その他特記事項

参考URL

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