中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:演習1

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
演習1 2025 通年 木5 経済学部 中野 智子 ナカノ トモコ 2年次のみ 4

科目ナンバー

EC-OM2-01XS

履修条件・関連科目等

※選考方法は経済学部事務室が公開する情報をご確認ください。<履修条件>
好奇心を持ち、いろいろなことにチャレンジしようという意欲を持っていること

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

<学位授与方針と当該授業科目の関連>
 この科目は、協調性及び自己管理力(専門知識を活かせるだけでなく、チームワークの経験から学んで、他人と協調し、自己を管理することができる)の修得に関わる科目です。また、創造的思考力(総合的な学習体験に基づいて、ものごとを創造的に思考することができる)の修得に関わる科目です。

テーマ:地球環境問題の科学
 現在、様々な地球環境問題が生じていますが、本ゼミの担当教員は、その中でも「地球温暖化(気候変動)」および「砂漠化(乾燥地の土地劣化)」をテーマとした研究を長年続けています。本ゼミでは、学生の皆さんにも、このような気候変動・植生変動やそれ以外の地球環境問題に関する研究課題を設定し、自分の手で解析・実験を行い、論文執筆に取り組んでもらいます。

科目目的

 地球環境問題というテーマについて、様々な情報の中から問題を発見して自ら課題を設定し、それを科学的に明らかにしていく方法を身につけ、論文という形でまとめること、またその過程でプレゼンテーションやディスカッションという活動を通して、論理的に考え発言する力やコミュニケーション力を養うことを目的とします。

到達目標

 何か一つの事象を明らかにしたいと思った場合、まずは基礎的な知識を身につけ、現在までにどの程度のことが分かっているのか調べ、具体的な問題を設定することが重要になります。さらに、適切な調査・実験・解析等を行い、結果をまとめ、その結果が持つ意味を考察し、論文という形で外に発表することが必要となります。本ゼミでは、こうした課題に取り組むプロセスを一通り経験し、身につけることを目標とします。

授業計画と内容

【演習1】(2年次)
≪活動内容≫
①Excelを用いた基本的な統計解析とグラフ作成のスキルを身につける。
②論文講読を行い、地球環境問題の現状について理解し、適切な研究テーマを設定する。

<前期>
第1回:イントロダクション、自己紹介
第2回:Excelの基本的な使い方の確認
第3回:統計の基礎①:平均・分散・標準偏差・度数分布
第4回:世界の気候データ:Excelを用いた解析・グラフ作成
第5回:世界の気候について解析結果の発表①(学生1~6番)
第6回:世界の気候について解析結果の発表②(学生7~12番)
第7回:統計の基礎②:回帰分析
第8回:日本の気候データ:Excelを用いた解析・グラフ作成
第9回:日本の気候変動について解析結果の発表①(学生1~6番)
第10回:日本の気候変動について解析結果の発表②(学生7~12番)
第11回:統計の基礎③:相関解析
第12回:経済・エネルギーデータ:Excelを用いた解析・グラフ作成
第13回:エネルギーの利用と経済との関係について解析結果の発表①(学生1~6番)
第14回:エネルギーの利用と経済との関係について解析結果の発表②(学生7~12番)
<後期>
第15回:前期の振り返り、後期のイントロダクション
第16回:地球環境問題に関する学習
第17回:論文検索方法の学習
第18回:日本語論文の輪読①(論文の下読みと基礎知識の習得)
第19回:日本語論文の輪読②(必要事項の読み取り)
第20回:日本語論文の紹介(プレゼンテーション)とディスカッション①(学生1~4番)
第21回:日本語論文の紹介(プレゼンテーション)とディスカッション②(学生5~8番)
第22回:日本語論文の紹介(プレゼンテーション)とディスカッション③(学生9~12番)
第23回:英語論文の輪読①(論文の下読みと基礎知識の習得)
第24回:英語論文の輪読②(必要事項の読み取り)
第25回:英語論文の紹介(プレゼンテーション)とディスカッション①(学生1~4番)
第26回:英語論文の紹介(プレゼンテーション)とディスカッション②(学生5~8番)
第27回:英語論文の紹介(プレゼンテーション)とディスカッション③(学生9~12番)
第28回:各自の研究テーマについてディスカッション

【演習2】(3年次)
≪活動内容≫ 応用的な研究手法を習得し、実際の調査・解析に取り組む。

<前期>
第1回:各自の研究テーマの確認
第2回:Rを用いた統計解析①(基本統計量の計算)
第3回:Rを用いた統計解析②(線形回帰)
第4回:Rを用いた統計解析③(単相関解析)
第5回:Rを用いた統計解析④(重相関解析)
第6回:Rを用いた統計解析⑤(主成分解析)
第7回:Rを用いた統計解析⑥(クラスター解析)
第8回:MANDARAを用いた空間分布図作成①(MANDARAを使ってみよう)
第9回:MANDARAを用いた空間分布図作成②(空間参照系と地図作成)
第10回:MANDARAを用いた空間分布図作成③(データの読み込みと表示)
第11回:MANDARAを用いた空間分布図作成④(気温・降水量分布図の作成)
第12回:MANDARAを用いた空間分布図作成⑤(植生指数分布図の作成)
第13回:MANDARAを用いた空間分布図作成⑥(各自の主題図の作成)
第14回:前期のまとめ
<後期>
第15回:後期の授業の進め方の説明
第16回:各自の調査・解析の実施①(先行研究の調査と研究テーマの決定)
第17回:各自の調査・解析の実施②(データの探索)
第18回:各自の調査・解析の実施③(一次解析)
第19回:進捗状況に関するプレゼンテーションおよびディスカッション①(学生1~4番)
第20回:進捗状況に関するプレゼンテーションおよびディスカッション②(学生5~8番)
第21回:進捗状況に関するプレゼンテーションおよびディスカッション③(学生9~12番)
第22回:各自の調査・解析の実施④(二次解析)
第23回:各自の調査・解析の実施⑤(グラフ作成・空間分布図の作成)
第24回:各自の調査・解析の実施⑥(プレゼンテーションの準備)
第25回:進捗状況に関するプレゼンテーションおよびディスカッション④(学生1~4番)
第26回:進捗状況に関するプレゼンテーションおよびディスカッション⑤(学生5~8番)
第27回:進捗状況に関するプレゼンテーションおよびディスカッション⑥(学生9~12番)
第28回:一年のまとめ(次年度に向けて)

【演習3】(4年次)
≪活動内容≫ 演習論文の作成

<後期>
第1回:演習論文の書き方について
第2回:演習論文執筆①(文献・資料目録の作成)
第3回:演習論文執筆②(イントロダクション・研究方法の執筆)
第4回:演習論文執筆③(結果の執筆)
第5回:進捗状況に関するプレゼンテーションおよびディスカッション①(学生1~4番)
第6回:進捗状況に関するプレゼンテーションおよびディスカッション②(学生5~8番)
第7回:進捗状況に関するプレゼンテーションおよびディスカッション③(学生9~12番)
第8回:演習論文第1次原稿の提出
第9回:演習論文第1次原稿の添削
第10回:演習論文執筆④(考察の執筆)
第11回:演習論文執筆⑤(まとめの執筆)
第12回:演習論文最終稿の提出
第13回:ゼミ活動の総括
第14回:演習論文最終発表会の実施

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

①授業で学習したパソコンの操作法や解析手法を身につけるため、授業外においても繰り返し練習し、定着をはかってください。
②プレゼンテーションの準備など、授業時間外の作業が必要となる場合があります。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100 出席状況・課題に取り組む姿勢・プレゼンテーション・議論への参加姿勢などを総合的に評価します。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

<テキスト>
使用しません。

<参考書>
授業中に適宜紹介します。

その他特記事項

※ ゼミは無断欠席厳禁です! 欠席する場合には、必ず事前に連絡してください。
※ 2年次前期に、環境科学Ⅰを履修することが望ましいです。
※ 英文を読むこと、および数学が嫌いでないことが望ましいです。

参考URL

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