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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:地形・地質工学

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
地形・地質工学 2025 前期 金2 理工学部 金田 平太郎、西岡 英俊、平川 大貴 カネダ ヘイタロウ、ニシオカ ヒデトシ、ヒラカワ ダイキ 3年次配当 2

科目ナンバー

SE-CV3-3C19

履修条件・関連科目等

履修条件は特に指定しないが,「地学1」を履修済みであることを前提に授業を進める.

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

地形学・地質学の基礎的素養や方法を身につけるとともに,実際の土木構造物の計画・設計・施工の現場における地形・地質学的問題についても学ぶ.座学を中心としつつ,演習を行って理解を深めることで,土木技術者に求められる「地形・地質学的視点」を身につけることを目標とする.

科目目的

都市や各種施設を計画する上でも,また,減災・防災の観点からも,その土地の地形・地質学的な歴史や背景,特徴を把握しておくことは非常に重要である.とくに,土木構造物は地盤の上あるいは中に構築されるため,地盤を利用する上で直面する様々な工学的問題は,その土地が元来持ち合わせている地形・地質リスクによるところが大きく,その計画・設計・施工に携わる技術者には「地形・地質学的な視点」をもつことが求められる.本科目では,そうした視点でものごとを捉えるための地形学・地質学の基礎的素養・方法を身につけるとともに,実際の土木構造物の計画・設計・施工の現場における地形・地質学的問題についても理解・把握することを目的とする.なお,本科目は,"都市環境学科において要請する人材像"のうち,「持続可能な生活環境の創造」および「安全」に関係する.

到達目標

 ①地形図・空中写真等の各種地形情報の特徴や侵食基準面・海水準変動・気候変動等の地形変化をもたらす要因について説明できること,②山地から海岸にいたるさまざまな地形の形成過程,形態的特徴および構成物質の特徴について説明できること,③基本的な地質図や地質断面図の作成ができることを目標とする.また,そうした基礎的素養および様々な地形・地質情報に基づき,土地の地形・地質学的リスクや関連する工学的問題を自身で評価できることを目標とする.

授業計画と内容

第1回  導入,地形図と空中写真(金田)
第2回  数値標高モデルと航空レーザー測量(金田)
第3回  第四紀の海水準・気候変動(金田)
第4回  風化(金田)
第5回  重力地形(金田)
第6回  河川力と河床縦断面形(金田)
第7回*  河成段丘(金田)
第8回  空中写真の実体視判読演習(金田)
第9回*  沖積河川地形(金田)
第10回  地質図(金田)
第11回  地質図の読み方と書き方(金田)
第12回  到達度確認,地形・地質と土木構造物(全員)
第13回  地形・地質と土木構造物の構造計画(平川)
第14回  地形・地質と杭基礎の設計・施工(西岡)
* オンデマンド動画配信型授業を予定

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業内容に関連するレポートや演習を基本的に毎回課すので,必ず提出のこと.

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 60 「到達目標」に示した目標①②③の達成度に基づき評価する.
レポート 40 レポート課題・演習課題の提出状況およびその内容に基づき評価する.

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/グループワーク/実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

西岡:鉄道総合技術研究所,2001~2018年在職

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

第14回「地形・地質と杭基礎の設計・施工」において,本科目で修得する専門知識が実際の構造物の設計業務でどのように活用されているかについて講義する.

テキスト・参考文献等

テキスト:なし(必要な図表類はプリントないし電子資料として配布する)
参考図書:
1)貝塚爽平ほか編「写真と図で見る地形学」,東京大学出版会
2)鈴木隆介「建設技術者のための地形図読図入門 1〜4」,古今書院

その他特記事項

参考URL

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