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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:職業指導Ⅰ

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
職業指導Ⅰ 2025 前期 月5 理工学部 橋本 広明 ハシモト ヒロアキ 3年次配当 2

科目ナンバー

QC-TC3-B103

履修条件・関連科目等

 工業科教育法1を履修していることが望ましい。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 職業の語義と種類をはじめ、職業指導の歴史的認識及び今日的課題から職業指導の意義と役割について理解を深める。さらに、生徒が自己理解と進路情報の活用能力を高め、社会の変化に対応して、主体的に職業(進路)を選択・決定できるよう援助するための、進路指導の基礎理論と基本的技術を身につけることを目的としている。
 特に学校進路指導は、生徒一人ひとりの生き方や人生設計に対する指導・援助であり、キャリア教育の視点からの指導についても触れる。

科目目的

 この科目は、カリキュラム上の教員の免許状取得のための必修科目として位置付けられていることから、この科目の学修を通じて、職業指導の歴史的経緯を踏まえ、その意義と役割を理解する。併せて、キャリア教育の視点に立った進路指導の基礎的な知識を習得することを目的とする。

到達目標

・職業指導が学校教育で行われるようになった背景とその意義について、他者に説明できるようになること。
・キャリア教育と進路指導の関係について、他者に説明できるようになること。
・進路指導の基礎理論について、他者に説明できるようになること。
・生徒理解の内容と方法について、他者に説明できるようになること。

授業計画と内容

第1回 講座の概要及び日本社会の変化と職業
第2回 キャリア開発と職業指導
第3回 戦前の職業指導
第4回 戦後の職業指導
第5回 海外の職業指導の歴史的経緯(1):ヨーロッパ諸国
第6回 海外の職業指導の歴史的経緯(2):アメリカ合衆国及び中国
第7回 進路指導の時代
第8回 キャリア教育の必要性
第9回 キャリア教育で育成する能力
第10回 キャリア教育と進路指導(ディスカッション)
第11回 進路指導の基礎理論(1):職業選択理論
第12回 進路指導の基礎理論(2):職業適応理論、職業的発達理論
第13回 個人理解及び個人資料の整備と活用(グループワーク)
第14回 到達度確認・まとめ

授業時間外の学修の内容

授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

 毎回出される課題に取り組むとともに、復習は特に力を入れ、曖昧な事項や疑問点を持ち越さないようにする。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 50 各回の講義内容を理解し、教員の立場で生徒の進路指導を適切に行なえるスキルが身に付いているかどうかを評価します。具体的には次の4項目となります。
・職業指導が学校教育で行われるようになった背景とその意義
・キャリア教育と進路指導の関係
・進路指導の基礎理論
・生徒理解の内容と方法
レポート 40 各回の講義の際に提出するワークシート、また、講義内容により提出を求めるレポートを通して、講座への取り組み状況及び講義内容の定着度を評価します。
平常点 10 授業の参加、受講態度(発問に対する受け答え、他の学生と協調して学ぶ姿勢等)の状況を基準とします。

成績評価の方法・基準(備考)

 ただし、出席率が70%に満たない者、課題を提出しない者はE判定とする。

課題や試験のフィードバック方法

その他

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

 課題については、必要に応じて、解説や学生の発表による内容の共有・協議を行う。

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/グループワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

1983年4月、東京都立工業高等学校の機械科教員として教員人生をスタートさせる。都立高校教員として勤めた38年間に5校の工業高校、2校の総合学科高校及び普通科高校を経験し、生徒の様々な指導に直接的、間接的に当たってきた。また、都立高校に勤務した後半の10年間は副校長、校長として学校経営にも携わっている。都立高校定年退職後は、公益社団法人全国工業高等学校長協会附属工業教育研究所で主任研究員を2年間務め、全国の工業高校の状況把握、後任の育成、工業高校生の自己啓発の機会つくり等を担当してきた。

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

実務経験に基づき、進路指導の在り方だけでなく、実践的な生徒指導等にも触れながら講義を進めていく。

テキスト・参考文献等

参考書及び参考文献等
「新時代のキャリア教育と職業指導」 法律文化社
「入門 進路指導・相談」 福村出版
「学校進路指導」 福村出版
「改訂 生徒指導・教育相談・進路指導」 田研出版
「生涯学習時代の生徒指導・キャリア教育」 教育出版
「新訂 キャリア教育入門」 実業之日本社
「キャリア教育の基礎・基本」 学事出版

その他特記事項

参考URL

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