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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:職業指導Ⅱ

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
職業指導Ⅱ 2025 後期 月5 理工学部 橋本 広明 ハシモト ヒロアキ 3年次配当 2

科目ナンバー

QC-TC3-B104

履修条件・関連科目等

 職業指導Ⅰ、工業科教育法1、工業科教育法2を履修していることが望ましい。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 学校での実際の進路指導を想定して、カウンセリング理論にも触れながら、相談活動について具体的に講義を行う。その中でロールプレイや模擬授業なども行い、体験的に理解を深めていく。
 学校進路指導は、学校教育全体を通して行うものであるため、学校の実態や生徒の発達段階を考慮した進路指導計画、進路指導体制の組織づくりとその管理、運営についても触れる。

科目目的

 この科目は、カリキュラム上の教員の免許状取得のための必修科目として位置付けられていることから、この科目の学修を通じて、職業指導(進路指導)の意義の理解を深めるとともに、教師としての進路指導・キャリア教育における応用的な知識の習得と実践的な指導力を身に付けることを目的としている。併せて、職業指導(進路指導)は、生徒の単なる出口指導に終わることなく、個々の生徒が自己実現に向けて在り方・生き方を追求できるよう支援するために学校の教育活動全体が計画的・組織的に運営されねばならないことについての理解を深める。

到達目標

・進路情報の活用について、他者に説明できるようになること。
・進路相談に関する知識・技能を身に付けていること。
・学校における進路計画作成について、他者に説明できるようになること。

授業計画と内容

第1回 進路情報に関する活動
第2回 進路相談に関する活動(1):意義・目的
第3回 進路相談に関する活動(2):カウンセリング理論
第4回 進路相談に関する活動(3):進路相談の実際(ロールプレイ)
第5回 進路相談に関する活動(4):職業適性
第6回 啓発的経験に関する活動
第7回 進路実現の援助
第8回 キャリア教育の課題(グループワーク)
第9回 校内組織と年間指導計画
第10回 中学校における進路指導の実際(ディベート)
第11回 高校における進路指導(1):自己理解(グループワーク)
第12回 高校における進路指導(2):社会とのかかわり(グループワーク)
第13回 教師の研修
第14回 到達度確認・まとめ

授業時間外の学修の内容

授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

 毎回出される課題に取り組むとともに、復習は特に力を入れ、曖昧な事項や疑問点を持ち越さないようにする。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 50 各回の講義内容を理解し、教員の立場で生徒の進路指導を適切に行なえるスキルが身に付いているかどうかを評価します。具体的には次の3項目となります。
・進路情報の活用
・進路相談に関する知識
・学校における進路計画の作成
レポート 40 各回の講義の際に提出するワークシート、また、講義内容により提出を求めるレポートを通して、講座への取り組み状況及び講義内容の定着度を評価します。
平常点 10 授業の参加、受講態度(発問に対する受け答え、他の学生と協調して学ぶ姿勢等)の状況を基準とします。

成績評価の方法・基準(備考)

 ただし、出席率が70%に満たない者、課題を提出しない者はE判定とする。

課題や試験のフィードバック方法

その他

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

 課題については、必要に応じて、解説や学生の発表による内容の共有・協議を行う。

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/グループワーク/実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

1983年4月、東京都立工業高等学校の機械科教員として教員人生をスタートさせる。都立高校教員として勤めた38年間に5校の工業高校、2校の総合学科高校及び普通科高校を経験し、生徒の様々な指導に直接的、間接的に当たってきた。また、都立高校に勤務した後半の10年間は副校長、校長として学校経営にも携わっている。都立高校定年退職後は、公益社団法人全国工業高等学校長協会附属工業教育研究所で主任研究員を2年間務め、全国の工業高校の状況把握、後任の育成、工業高校生の自己啓発の機会つくり等を担当してきた。

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

実務経験に基づき、進路指導の在り方だけでなく、実践的な生徒指導等にも触れながら講義を進めていく。

テキスト・参考文献等

参考書及び参考文献等
「新時代のキャリア教育と職業指導」 法律文化社
「入門 進路指導・相談」 福村出版
「学校進路指導」 福村出版
「改訂 生徒指導・教育相談・進路指導」 田研出版
「生涯学習時代の生徒指導・キャリア教育」 教育出版
「キャリア発達論」 ナカニシア出版
「キャリア教育がわかる」 誠信書房
「キャリア教育基礎論」 実業之日本社
「働くことを学ぶ」 明石書店

その他特記事項

参考URL

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